Record China 2020年7月31日(金) 16時(shí)40分
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30日、韓國で最近「2つの顔のムクゲ」と題する本が出版され、注目が集まっている。寫真はムクゲ。
2020年7月30日、韓國で最近「2つの顔のムクゲ」と題する本が出版され、注目が集まっている。
韓國?ソウル新聞によると、ムクゲは韓國の國花として知られ、國章や大統(tǒng)領(lǐng)綬、國會議員バッジ、裁判官バッジ、警察官と刑務(wù)官の階級章など國を象徴するあらゆるものに描かれている。しかし同書は「韓國の古書でムクゲは『咲いたことのない花』であり、むしろ『日本の花』である」と主張しているという。
同書は「韓國の歴史の中にムクゲはめったに登場しない」と指摘している。朝鮮半島に現(xiàn)存する最古の歴史書「三國史記」には一切見られず、「朝鮮王朝実録」には一度だけ登場するものの「幸運(yùn)」ではなく「短命」の象徴とされている。時(shí)調(diào)や歌詞、雅楽などにおいても同様で、ムクゲは登場しないという。
一方で「日本の昔の文獻(xiàn)には至るところにムクゲが登場する」としている。日本列島各地にムクゲの自生地がある上、保守系団體?日本會議のバッジの模様にムクゲが描かれるほど國民的関心も高いと説明しているという。
このように「韓國國民の生活から遊離した」ムクゲが國花となった理由については、韓國で「親日行為者」として批判されている尹致昊(ユン?チホ)が作詞した「愛國歌」がきっかけになったと主張している。1893年に中國?上海に潛伏していた尹が、自身の元を訪ねてきた南宮檍(ナム?グンオク)と協(xié)議してムクゲを國花と定め、これを愛國歌の歌詞に入れたとの説明だという。記事は「簡単に言うと、『天壌無窮』とこれを花木に含蓄した『無窮花(ムグンファ、ムクゲの韓國語)』が尹らにより広められ、今日に至ったということだ」と伝えている。
また同書は「旭日旗はムクゲを模して作られた」とも主張し、「原産地や學(xué)名、英語名など全てが『KOREA』であるレンギョウを國を代表する花にすることを強(qiáng)く勧める」と呼び掛けているという。
これに韓國のネットユーザーからは「確かに、日本に行くとムクゲがたくさん咲いている」「旭日旗とムクゲは似ていると感じていた」「ムクゲは昔、自生してそこら中で見られる花ではなかった。人為的にたくさん植えたんだ。確かに、古い文獻(xiàn)や絵でムクゲを見たことは一度もない」「以前からなぜムクゲが國花なのか疑問だった。レンギョウやツツジなど馴染みのある花が減り、桜ばかりになっているのも気に入らない」など同書の主張に賛同する聲が上がっている。中には「ムクゲが日本の花だなんて考えただけで恐ろしい」「日本の花を國花にしているなんて。こんな恥さらしはない」との聲も。
また「そうならば韓國の國花であるムクゲと國歌である愛國歌を代えるべき」「これを機(jī)に國民投票で國花を代えてほしい」「個(gè)人的には國花にモクレンを推薦したい」「國花にはツツジがふさわしい」など國花の変更を求める聲も見られた。(翻訳?編集/堂本)
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