2020年8月1日、環(huán)球網(wǎng)は、「インドは米國(guó)に振り回されてはならない」とする胡錫進(jìn)（フー?シージン）環(huán)球時(shí)報(bào)編集長(zhǎng)の評(píng)論記事を掲載した。

記事は、インドで第2四半期の8大主要産業(yè)指數(shù)が前年同期比で15％のマイナスとなったほか、新型コロナウイルスの感染抑止にも失敗しており、連日4萬(wàn)人以上の新たな感染者が見(jiàn)つかり、1日當(dāng)たりの死者も700人を超える狀況になっていると紹介?！附y(tǒng)計(jì)に入っていない感染者や死者もいるのではないかとの懸念も広がっている」とした。

そして、インド政府が現(xiàn)在真っ先に取り組むべき任務(wù)は「間違いなく國(guó)を発展させること」であり、中印國(guó)境紛爭(zhēng)をエスカレートさせることではないと主張。「中印國(guó)境に紛爭(zhēng)は存在するが、両國(guó)とも國(guó)境紛爭(zhēng)に熱を上げ、協(xié)力による経済発展の推進(jìn)を端に追いやるような行動(dòng)に出る理由があるとは到底信じられない。それは明らかに両國(guó)民の根本的な利益に背くからである」とし、國(guó)境紛爭(zhēng)についてインドに対して冷靜になるよう求めている。

また、インドが現(xiàn)在、中國(guó)製のモバイルアプリの使用を禁止したり、インフラ建設(shè)への中國(guó)企業(yè)參入を阻止したりといった「制裁」を中國(guó)に科していることにも言及?！笇gのところ、インド経済の現(xiàn)狀を考えれば中國(guó)に制裁を加える力はなく、かえってインド経済を悪化させるにすぎない。市民の雇用機(jī)會(huì)が減り、廉価な中國(guó)製品が手に入らなくなってしまう。このような経済民族主義は、新型コロナに苦しむインド社會(huì)の苦しみを激化させるだけだ」と論じた。

記事は最後に、「植民主義の後遺癥である中印國(guó)境紛爭(zhēng)は、両國(guó)の知恵によって解決すべき。今は互いに毆り合うのではなく、善意を持って連動(dòng)する必要があるのだ」とするとともに、「特に、インドは米國(guó)に振り回されてはならない。米國(guó)はインドに対し、何もかも捨て去って中國(guó)と対決し、米國(guó)人が中國(guó)の戦略を抑止するための『弾除け』となることを大いに求めているのだから」と締めくくった。（翻訳?編集/川尻）