ミンクが新型コロナの中間宿主?スペイン、オランダで100萬匹以上殺処分―中國メディア

Record China    2020年8月4日(火) 10時50分

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中國共産黨機関紙、人民日報海外版のニュースサイト海外網(wǎng)は3日、「ミンクが新型コロナの中間宿主?スペイン、オランダで100萬匹以上を殺処分」とする記事を掲載した。資料寫真。

中國共産黨機関紙、人民日報海外版のニュースサイト海外網(wǎng)は3日、「ミンクが新型コロナの中間宿主?スペイン、オランダで100萬匹以上を殺処分」とする記事を掲載した。

記事は、「米FOXニュースの2日付報道によると、スペインとオランダのミンク飼育場で先ごろ、新型コロナウイルスの感染が発生した。ウイルスのさらなる拡散を防ぐため、両國では7月30日までに100萬匹以上のミンクが殺処分された」と伝えた。

そして、「最新の研究では、新型コロナウイルスがミンクから人に感染する可能性があり、人とミンクの間で雙方向に広がる可能性さえあることが示されている??茖W者たちは現(xiàn)在、この感染連鎖の信ぴょう性と危険性を研究している」とした。

記事がF(xiàn)OXニュースの報道を引用して伝えたところによると、オランダは世界4位の珍しい毛皮の生産國で、國內(nèi)に約160のミンク農(nóng)場がある。スペイン國內(nèi)には38のミンクの繁殖事業(yè)があり、そのほとんどがガリシア北西部にある。

スペイン北東部アラゴン州では、毛皮用にミンクを飼育している農(nóng)場で新型コロナウイルスの集団感染が起きたことを受け、當局が9萬2700頭以上のミンクの殺処分を命じている。この農(nóng)場では5月下旬、従業(yè)員7人が新型コロナ検査で陽性反応を示し、ミンクの感染も判明した。

オランダで今年4月に集団感染が発生した後、ワーヘニンゲン大學でウイルスを研究している獣醫(yī)教授のWim van der Poel氏は、動物體內(nèi)のウイルス株と人の間で伝播しているウイルス株が類似していることを発見した。同氏は「私たちはウイルスが再び人に伝染する可能性があると推測している」としている。これは、感染した労働者のうち少なくとも2人で確認されたことだという。

世界保健機関(WHO)もミンク飼育場での感染が雙方向で起こった可能性があると指摘しているが、WHOの疫學者マリア?バン?ケルコフ氏は先月の記者會見で、そのような感染は「非常に限られている」とし、「これは、どの動物が感染しやすいのかについていくつかの手がかりを與えてくれる。私たちがウイルスの潛在的な中間宿主について理解するのを助けてくれる」と述べている。

オランダの食品?消費者製品安全局によると、同國では感染が発生した26の飼育場で110萬匹以上のミンクが殺処分されている。(翻訳?編集/柳川)

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