2020年8月6日、ドイツ國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、米國政府による圧力を受けている中國の動(dòng)畫投稿サイトTikTokの問題について「誰が漁夫の利を得るのか」とする記事を掲載した。

記事は、國の安全問題を理由として米國政府が7月末よりTikTokに圧力をかけ始めており、9月15日までに米國企業(yè)に譲渡しなければ、同アプリの使用を禁止するとの姿勢を示したと伝えた。また、今月5日には米國政府がTikTokおよびWeChatを名指しし、中國がバックグラウンドにあるスマートフォンアプリの使用を禁止する意向を示したとした。

その上で「TikTokが未曽有の生存危機(jī)に曬される中、多くの企業(yè)が市場參入を狙っている」とし、TikTokに代わり得るアプリの候補(bǔ)を紹介している。

まず筆頭に挙げたのは、Facebook傘下にあるInstagramが提供するReelsだ。Reelsについて記事は「完全にTikTokと競爭するために設(shè)計(jì)されたショート動(dòng)畫アプリ」であるとし、世界に10億のユーザーを抱えるInstagramの強(qiáng)みを生かし、覇権爭いを制する可能性が高いと伝えた。

次に紹介したのは、2015年に誕生し、やはりTikTokと同じ15秒のショート動(dòng)畫撮影を主としたTrillerである。Trillerのマイク?ルーCEOの話として、今月1日にアップルのApp Storeのダウンロードランキングでトップ5に入り、その後3日間に50カ國以上のApp Storeで1位を獲得するという「伸び」を見せていると紹介した。

この他、元祖動(dòng)畫投稿アプリというべきVineの後継アプリとされ、6秒のループ動(dòng)畫再生アプリであるByte、今年4月にサービス開始した數(shù)分の短尺テレビ配信サービスQuibi、Googleが手掛ける1分以內(nèi)のハウツー動(dòng)畫共有アプリTangi、YouTubeのショート動(dòng)畫配信機(jī)能として公開予定のShortsを挙げている。（翻訳?編集/川尻）