2020年8月5日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、中國が次の5カ年計(jì)畫で外國の市場や技術(shù)への依存を減らす「內(nèi)循環(huán)體制」を重點(diǎn)に盛り込む可能性があると報(bào)じた。

記事は、中國政府顧問が「米中間の対立が激しさを増していること、新型コロナウイルスの影響をそれぞれ鑑み、中國は外國の市場や技術(shù)への依存を下げる」と語ったことを紹介。さらに、ある情報(bào)筋が5日に英ロイターに対し「中國政府はすでに國內(nèi)の経済発展強(qiáng)化を主旨とする計(jì)畫を制定した」としたほか、別の中國政府関係筋も「対外貿(mào)易の減少と、米國の技術(shù)封鎖により、われわれはさらに內(nèi)需を刺激することになる」とコメントしたと伝えた。

そして、「內(nèi)循環(huán)體制」の構(gòu)築が2021年からの第14次5カ年計(jì)畫における重點(diǎn)となる可能性があるとし、今年10月に共産黨上層部で議論が行われ、來年春の全國人民代表大會(huì)（全人代）に提出される見込みだと報(bào)じた。

記事は、中國政府が近年、輸出主導(dǎo)型から內(nèi)需型の経済成長への転換を目指しており、昨年の中國の貿(mào)易総額は國內(nèi)総生産（GDP）の32％と、06年の半分程度の水準(zhǔn)にまで下がっていたと紹介。また、米國による関稅引き上げが中國の貿(mào)易に打撃を與えていること、さらには新型コロナの影響による貿(mào)易の鈍化も相まって、中國政府による內(nèi)需型成長へのかじ取りを加速させたとの見解を示している。

また、技術(shù)分野では米國政府による華為技術(shù)（ファーウェイ）や動(dòng)畫投稿サイトTikTokの締め出しが、中國側(cè)に外國依存への不安を募らせたと伝えた。（翻訳?編集/川尻）