2020年8月8日、中國メディアの観察者網(wǎng)によると、米紙ウォール?ストリート?ジャーナルは7日、「新型コロナウイルスを早くに克服した中國が米企業(yè)の避難所になる」と報じている。

記事によると、米國の有名ブランドの総裁らは、今年第2四半期の財政狀況に関する報告で、最悪の狀況になる可能性のあったこの時期に中國に関係する業(yè)務(wù)が大きな助けになったと述べている。例えば、米國の三大スニーカーブランドの一つであるスケッチャーズは、第2四半期全體の売上は前年同期比42％減少したが、中國では11．5％増になったという。

記事によると、米中間の政治的矛盾が激化しているが、中國における米國ブランドの販売はほとんど影響を受けておらず、中國経済の回復(fù)から益を得ることができている。特にぜいたく品の販売において中國とそれ以外の國の差が非常に大きくなっている。

例えば、LVMHモエ?ヘネシー?ルイ?ヴィトンの今年第2四半期の売上は前年同期比で38％減少したが、中國では65％増になった。これは消費者が旅行制限を受けているため國內(nèi)で購入する人が増えたことによるものだという。ケリング（Kering SA）も同様に、第2四半期の売上は43％減少したが、中國では40％増になった。

記事によると、中國市場の今後の見通しは楽観視できるという。歐米諸國が新型コロナの抑え込みと経済再開の努力をしている中で、中國は基本的に新型コロナを抑え込んでおり、多くのアナリストが中國の第3四半期の小売はプラス成長するとみている。

例えば、エコノミスト?インテリジェンス?ユニット（EIU）は、「今年4月の時點では、中國は21年まで小売でプラス成長することはないと予想していた。だが今では、予想を、今年第3四半期が1％増、第4四半期が2．4％増と調(diào)整した」としている。

記事によると、その他の業(yè)界についても中國市場における米企業(yè)の業(yè)績は明るい見通しだ。スターバックスは中國の第2四半期の売上が前年同期比19％減となったが、年內(nèi)には業(yè)績を回復(fù)できると見込んでいる。ナイキは5月に限れば中國の売上が2桁増を?qū)g現(xiàn)した。中國の自動車市場はまだ完全に回復(fù)していないものの、テスラのModel 3は今年上半期の販売臺數(shù)が前年同期比で2倍となる4萬8384臺となっている。（翻訳?編集/山中）