韓國、5年で300兆ウォンを投じ國防強化、空母や原潛の開発計畫も―韓國メディア

Record China    2020年8月14日(金) 11時20分

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12日、韓國メディアは韓國國防部が10日に発表した「國防中期計畫(2021~2025年)」の內容を分析した記事を発表した。資料寫真

2020年8月12日、中央日報や東亜日報などの韓國メディアは、韓國國防部が10日に発表した「國防中期計畫(2021~2025年)」の內容を分析した。

報道によると、5年で300兆ウォン(約27兆円)を投じる今回の「國防中期計畫(2021~2025年)」の內容で、注目ポイントは4つあるという。1つ目は海軍の増強で、垂直離著陸ステルス戦闘機「F-35B」を20機搭載可能な3萬トン級軽空母を、2030年代前半の実戦配備に向けて來年から建造計畫を推進するほか、既存の揚陸艦「獨島(ドクト)」「馬羅島(マラド)」の2隻を軽空母に改造することも検討している。これらの軽空母に小型原子爐を動力として使うと予想されている4000トン級の「張保皐(チャン?ボゴ)-3」級潛水艦や今後合計12隻まで増やす予定のイージス艦を組み合わせ、日本海や黃海へ展開し、北朝鮮をけん制する小規(guī)模の空母打撃群を構成する計畫もあるという。

報道によると、韓國海軍は2030年代初頭までに、3000~4000トン級潛水艦9隻を前線に配備する計畫を進めており、1番艦「島山安昌浩(トサン?アン?チャンホ)」は2018年に進水し、2022年に実戦配備を予定している。1~6番艦の動力は、ディーゼルエンジンおよび燃料電池で決定しているが、7~9番艦はまだ動力が決まっていない。記事は、原子力潛水艦導入は文在寅(ムン?ジェイン)大統(tǒng)領の公約でもあり、大統(tǒng)領府國家安保室の金鉉宗(キム?ヒョンジョン)次長が7月にテレビ番組のインタビューで「次世代潛水艦は核燃料を使うエンジンを搭載した潛水艦」と言及するなど、原子力潛水艦建造を現(xiàn)政権の任期(2022年5月)內を念頭に事実上決定したと予想している。

2つ目はミサイル戦力の強化で、核弾頭を裝著した北朝鮮の弾道ミサイルに備え、國防科學研究所が開発した「世界最大の弾頭重量」の2トン級の弾道ミサイルを配備するという。3つ目は情報監(jiān)視の強化で、2020年代中ごろより小型偵察衛(wèi)星を宇宙へ飛ばすことで、米國に依存することなく、必要な戦略情報をリアルタイムで確保し、迅速な作戦につなげるという。4つ目は無人戦闘體系の強化で、爆発物除去ロボットや、多目的無人車両、無人水上艇や無人潛水艇、攻撃や偵察用ドローンを確保し、韓國の2倍以上である118萬人の兵力を持つ北朝鮮との戦力差を縮めるという。

韓國の中央日報軍事安保研究所のキム?ミンソク氏は、「周辺國の軍備増強や北朝鮮の核?ミサイルへ同時に対処する軍事力の確?!工?、「今後予想される東アジア海域での中國や北朝鮮の軍事的圧力への備え」という二つの狙いがあると述べた。(翻訳?編集/原邦之

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