Record China 2020年8月21日(金) 11時50分
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中國は國境紛爭を抱えるインドをにらみ、新疆ウイグル自治區(qū)の空軍基地に最新鋭のステルス戦闘機「J-20」を配備。寫真は和田空港。
中國が新疆ウイグル自治區(qū)の空軍基地に最新鋭のステルス戦闘機「J-20」を配備したと韓國?中央日報が米誌の記事を引用し伝えた。國境紛爭を抱えるインドへの戦力アピールとみられる。中國は南シナ海の島にも爆撃機「H-6J」を初めて展開し、「航行の自由作戦」を強化する米海軍をけん制している。
中央日報によると、J-20が配備されたのは、6月に中印両軍が衝突した國境から約320キロ離れたホータン空軍基地。18日、米経済誌「フォーブス」が最近撮影された衛(wèi)星寫真を分析し、「J-20戦闘機2機が確認された」と報じた。
J-20は中國が米國の主力であるステルス戦闘機F-22「ラプター」とF-35「ライトニングII」に対抗するために獨自開発した。1990年代末に中國成都航空會社(CAC)航空設(shè)計研究所が開発に著手し、2011年に初飛行に成功。18年2月に作戦部隊に配備された。中國の情報サイトによる仕様は最大離陸重量3萬7000キログラム、最大速度3060キロメートル/」時、作戦半徑は1500~2200キロメートルだ。
フォーブスは「J-20配備は國境紛爭地域で中國の影響力を強化し、インドと決死抗戦の意志を示すためのもの」と分析。米誌「ニューズウィーク」は「今回の動きから見ると中國空軍は、この地域の制空権を中印どちらが握るかをめぐる地上戦とは別の戦いに向けて準備を進めている可能性がある」との見方を示した。
インド側(cè)も國境紛爭が起きたヒマラヤ山脈地帯から約885キロの距離にあるアンバーラー空軍基地に7月末、フランス製の戦闘機ラファール5機を派遣した。ラファールについて、中國共産黨機関紙?人民日報系の環(huán)球時報は英語版の記事で、「J-20ははるかに優(yōu)れている」と主張した。
一方、大型爆撃機H-6Jが確認されたのは、中國が領(lǐng)有権を主張する南シナ海?パラセル諸島(中國名?西沙諸島)のウッディー島(同?永興島)。中國軍用機専門ブログCMAが13日、「中國人民解放軍海軍が今月、H-6Jを展開した」として、関連寫真を公開した。18年5月に中國人民解放軍空軍所屬のH-6Kがウッディー島の滑走路に向かい、著陸せずに上昇したことがあった、ウッディー島に爆撃機を配備したのは今回が初めてだ。
中央日報によると、航空産業(yè)専門誌アビエーションウィークの韓國通信員キム?ミンソク氏は「H-6Jは中國海軍航空隊の最新爆撃機」と説明。核武裝はできないが、YJ(応撃)-12超音速空対艦ミサイル6発を搭載できる。YJ-12はマッハ2. 5 ~3まで速力を出すことが可能だ。中國が米國海軍の原子力空母を攻撃するために開発したミサイルで、H-6Jのウッディー島配備は米中対立を背景に南シナ海一帯で米海軍に目に見える形で対抗していくため、との見方が有力だ。(編集/日向)
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