中國(guó)共産黨機(jī)関紙、人民日?qǐng)?bào)海外版のニュースサイト海外網(wǎng)は9日、米國(guó)のジャーナリストが「中國(guó)との科學(xué)技術(shù)分野でのデカップリング（切り離し）は逆効果になる」との見(jiàn)方を示していると報(bào)じた。

それによると、米紙ワシントン?ポストのコラムニスト、David Ignatius氏は9日の論評(píng)で、「米國(guó)政府は、中國(guó)が米國(guó)に深刻な軍事的および経済的脅威をもたらすとして、特にハイテク製品において中國(guó)との経済的関係を切り離すべきだと主張している」とした上で、「中國(guó)は確かにこの10年間、科學(xué)技術(shù)と軍事の分野で大きな進(jìn)歩を遂げてきた。だが一部の専門家は、米國(guó)と中國(guó)の経済分野での根本的な崩壊を求めるトランプ政権の政策は逆効果をもたらす可能性があると警告している」とした。

そして、米國(guó)家情報(bào)長(zhǎng)官直轄の研究機(jī)関、インテリジェンス高等研究計(jì)畫局（IARPA）の元ディレクター、Jason Matheny氏が、「中國(guó)は技術(shù)格差を縮めているが、米國(guó)が適切な政策を採(cǎi)用すればリードを広げることができる」との見(jiàn)方を示していることや、カリフォルニア大學(xué)サンディエゴ校とアジア協(xié)會(huì)が後援する米中関係の科學(xué)技術(shù)関連の作業(yè)部會(huì)で議長(zhǎng)を務(wù)めるPeter Cowhey氏が、「米國(guó)を世界の技術(shù)超大國(guó)にした開(kāi)放性を保ち続けるべきだ」と主張していることを取り上げた。

論評(píng)は、ワシントンとブリュッセルに拠點(diǎn)を置く研究所のデータイノベーションセンターが2019年8月に発表した研究を取り上げ、「人工知能（AI）に関する6つの主要な指標(biāo)のうち、米國(guó)は人材、研究、開(kāi)発、ハードウエアの4つで最高スコアを獲得した。中國(guó)はAI技術(shù)の応用とデータへのアクセスの2つでリードしている」とした。

また、米ポールソン研究所が今年6月に発表したリポートも取り上げ、「米國(guó)はAIのトップ級(jí)人材において他のすべての國(guó)をリードしている。世界のトップ級(jí)人材の6割近くが米國(guó)の企業(yè)または大學(xué)で働いている。一方中國(guó)は、トップ級(jí)人材の最大の輩出源だ」とした。

David Ignatius氏は、「米國(guó)と中國(guó)は結(jié)合雙生児のように互いを必要としている。性急に切り離そうとすると、両者に害が及ぶ可能性がある。オープンな研究が米國(guó)の技術(shù)をより先進(jìn)的なものとしている。最高の頭脳がここに住み、働くことをより困難にするのは、愚かなことだ」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/柳川）