2020年8月20日、仏國際放送局RFIの中國語版サイトは、パプアニューギニアで中國企業(yè)の労働者が新型コロナウイルスに感染している可能性があることについて、現(xiàn)地政府が中國政府に説明を求めていると報(bào)じた。

記事によると、パプアニューギニア政府は20日、中國冶金科工業(yè)集団子會(huì)社の労働者が入國する際に「新型コロナウイルス検査で陽性反応を示した可能性がある」とする情報(bào)について、中國政府に対して「直ちに説明するよう求めた」ことを明らかにした。

記事は、この子會(huì)社がパプアニューギニア政府に対して「労働者48人がワクチン注射を受けており、中國から現(xiàn)地に戻ったのちに新型コロナの陽性を示す可能性がある」と通知していたほか、中國政府も先日「國有企業(yè)の従業(yè)員にワクチン注射を?qū)g施する」と発表したとする一方、接種を受けた労働者が海外に派遣されるかどうかについては説明がなかったとしている。

また、「現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で新型コロナの爆発的な感染が発生していないながらも醫(yī)療條件が不足しているパプアニューギニア政府は今回の問題について大いに憂慮している」とし、新型コロナ対策を擔(dān)當(dāng)する政府関係者が「中國大使館を通じ48人の労働者にどうやってワクチン注射を行ったのかについて説明を求めている」と語ったことを伝えた。

さらに、「現(xiàn)地ではこの子會(huì)社が入國後の強(qiáng)制隔離措置を逃れるために非合法的に注射を行った、あるいは一部の現(xiàn)地市民に対してすでに試験的にワクチン注射を?qū)g施したといった疑念の聲も出ている」と指摘。これに対して薛氷（シュエ?ビン）駐パプアニューギニア中國大使が「一つ間違いないことは、パプアニューギニア國內(nèi)でいかなるウイルス試験も行っていないということ」と否定したことをあわせて紹介した。（翻訳?編集/川尻）