2020年8月21日、韓國?マネートゥデイによると、元人権弁護(hù)士の文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が10秒間の沈黙後に「公権力を行使する」と述べた。

記事によると、文大統(tǒng)領(lǐng)はソウル市庁で開かれた「ソウル市防疫強(qiáng)化緊急點(diǎn)検會(huì)議」に出席し、「（新型コロナウイルス感染癥の再拡大は）個(gè)人の人権問題だけでなく國民共同體の生命と安全に直結(jié)する問題だ」とし、「公権力が生きていることを國民に示す必要がある」と強(qiáng)調(diào)した。今のような狀況で公権力を行使しなければ「國政の責(zé)任者としての役割を果たさないことになる」とも述べたという。また「公権力の行使には、相対的に國民個(gè)人の人権を侵害する素地があるため、公権力は最小限にとどめるべきだ」としながらも、「感染癥の防疫、災(zāi)害への対処などの場(chǎng)合、公権力は國民を守る役割を擔(dān)う必要がある」との考えを示したという。

記事は「文大統(tǒng)領(lǐng)は就任以來、『公権力』という言葉をほとんど使ったことがなく、元人権弁護(hù)士で人権を最優(yōu)先として國政を運(yùn)営する大統(tǒng)領(lǐng)としては當(dāng)然のこと」だとした上で、「新型コロナウイルスの感染再拡大によりその信念を変えた」「防疫を妨害する勢(shì)力の人権より、國民の命が重要だとの考えだ」と説明している。

ただ、文大統(tǒng)領(lǐng)はこの會(huì)議で冒頭発言を行うに當(dāng)たり、10秒間沈黙したという。記事は「大統(tǒng)領(lǐng)が出席する行事における10秒は、かなり長い時(shí)間」だとし、「それだけ文大統(tǒng)領(lǐng)が現(xiàn)狀を重く見ている現(xiàn)れ」「感染者激増の深刻さを伝えようとする複雑な心境が込められている」と評(píng)している。この沈黙の後、感染者數(shù)の現(xiàn)況を伝え「コロナが韓國に入って以來、最大の危機(jī)」だと述べて公権力の話を切り出したという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「もっと早くから行使すべきだった」「隨分悩んだんだろうな。公権力は當(dāng)然、使うべきだ」「どうか強(qiáng)力に推し進(jìn)めてほしい」など賛同するコメントが多く寄せられている。

また「尹美香（ユン?ミヒャン）やチョ?グクの疑惑、バーニングサン事件の時(shí)も、公権力を行使すべきだった」との聲も多く見られた。（翻訳?編集/麻江）