2020年8月21日、新京報(bào)は、北京大學(xué)の経済學(xué)専門家が「中國(guó)の1人當(dāng)たり國(guó)內(nèi)総生産（GDP）が米國(guó)の半分に到達(dá)したときに、米國(guó)の覇権主義はようやくストップする」との考えを示したことを報(bào)じた。

記事は、19日に行われた北京大學(xué)経済學(xué)院思政実踐課無極県教育基地の除幕セレモニーにて、同大學(xué)新構(gòu)造経済學(xué)研究院の林毅夫（リン?イーフー）院長(zhǎng)が「新型肺炎と米中摩擦という二重の背景下における、中國(guó)経済の発展」と題した講演を行ったと伝えた。

そして、講演の中で林氏が「中國(guó)の1人當(dāng)たりGDPが米國(guó)の半分に到達(dá)した時(shí)、米國(guó)の覇権主義はストップする。中國(guó)の人口は米國(guó)の4倍であり、中國(guó)の1人當(dāng)たりGDPが米國(guó)の半分に達(dá)するということは、中國(guó)の経済規(guī)模が米國(guó)の2倍になることを意味する」とし、そのタイミングは中華人民共和國(guó)建國(guó)からほぼ100年となる2050年になるだろうとの見方を示したと紹介した。

中國(guó)の國(guó)家統(tǒng)計(jì)局が2月に発表した、2019年現(xiàn)在の人口1人當(dāng)たりのGDPの速報(bào)値は7萬892元（約108萬円）、米ドルベースで1萬元だった。一方、米國(guó)の1人當(dāng)たりGDPは6萬2000ドル前後とされており、現(xiàn)狀では6倍以上の開きがある。（翻訳?編集/川尻）