2020年8月22日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は、中國(guó)では7月22日から新型コロナウイルスのワクチンの緊急使用を開始していたと伝えた。

記事は、22日に放送された中國(guó)中央テレビの番組「対話」の中で、専門家らが新型コロナワクチンについて語(yǔ)ったと紹介した。

それによると、中國(guó)のワクチン研究開発チームのリーダーである鄭忠偉（ジョン?ジョンウェイ）氏は、7月22日からすでに新型コロナワクチンの緊急使用を開始していることを明らかにした。

記事によると、中國(guó)の「ワクチン管理法」では、重大な公衆(zhòng)衛(wèi)生事件が発生した場(chǎng)合、國(guó)家衛(wèi)生健康委員會(huì)がワクチン使用の申請(qǐng)を行い、國(guó)家食品薬品監(jiān)督管理局が組織する専門家チームによる考察と同意を経て、國(guó)家衛(wèi)生健康委員會(huì)が一定の範(fàn)囲で一定の期間、ワクチンを緊急使用できると定められている。その目的は、醫(yī)療関係者や防疫関係者、出入國(guó)検査関係者、都市の基本的な運(yùn)営のための特別な人員に対して免疫をつけさせ、都市全體の運(yùn)営を安定して行うためだという。

中國(guó)醫(yī)薬集団（シノファームグループ）傘下の中國(guó)生物技術(shù)股份有限會(huì)社（CNBG）の董事長(zhǎng)で、國(guó)家863計(jì)畫（ハイテク技術(shù)発展計(jì)畫）ワクチンプロジェクトの主席科學(xué)者でもある楊暁明（ヤン?シャオミン）氏によると、アラブ首長(zhǎng)國(guó)連邦（UAE）でのワクチン3期臨床試験（フェーズ3）の開始式が6月23日、北京、武漢、アブダビの3カ所でオンライン會(huì)議の形式で行われた。今のところ、ワクチンを接種した人は2萬(wàn)人を超え世界で最も多くなっているほか、安全性が極めて高く、効果についてはさらに観察中で、治験登録も予想以上の速さで、非常に期待できるという。

シノファームは今月20日と21日、ペルー、モロッコ、アルゼンチンで新型コロナワクチンの3期臨床試験の協(xié)力提攜及び開始式を行った。これは中國(guó)の新型コロナワクチンの3期臨床試験が全面的に加速することを意味している。より多くのサンプルと異なる地區(qū)での臨床試験データにより、ワクチン販売へと大きく近づき、人類運(yùn)命共同體や世界中の人の健康や福祉に中國(guó)の知恵と力が貢獻(xiàn)することになる。（翻訳?編集/山中）

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