中國共産黨機(jī)関紙、人民日?qǐng)?bào)系の環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は9日、「英國のメディアによると、中國にとってオーストラリアは125分の1にすぎない」とする記事を掲載し、英紙ガーディアン（電子版）の6日付報(bào)道を要約して次のように伝えている。

オーストラリアの主要な財(cái)界団體は、モリソン政権に対し、中國との紛爭(zhēng)について世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）に仲裁を申し立てるよう呼び掛け、「（豪州側(cè)による）交渉の試みでは、豪州の最大の貿(mào)易相手國との拡大する紛爭(zhēng)を解決できなかった」と主張している。

豪州の七つの輸出部門が中國による貿(mào)易禁止に直面する可能性があるが、閣僚レベルの連絡(luò)は凍結(jié)されたままだ。豪州の財(cái)界団體、オーストラリア産業(yè)グループは、「中國が豪州の商品とサービスに背を向け続ければ、他の市場(chǎng)を探すしかないだろう」と述べている。

オーストラリア労働黨の指導(dǎo)者は、モリソン首相が「オブザーバーではなく首相のように行動(dòng)し」、ワインやロブスター、砂糖、石炭、木材に影響を與える新たな貿(mào)易禁止を懸念する豪州の輸出業(yè)者を支援する時(shí)が來たとした上で、「政府はこの問題に対処する計(jì)畫を必要としている。なぜなら、それは豪州の雇用や企業(yè)、そして経済に現(xiàn)実的な影響を與えるからだ」と述べている。

中國は豪州の輸出全體の33％を占めている。オーストラリア産業(yè)グループは、「多くの企業(yè)は政府が中國と緊密な高レベルの関係を持つことを望んでいる」とした上で、「企業(yè)は常に多様化を目指しているが、中國ほど規(guī)模や需要が旺盛な市場(chǎng)は他にない。豪州は中國を最大の貿(mào)易相手國と見なしている125カ國の一つにすぎない」としている。

中國の港では審査が強(qiáng)化される可能性が高いため、當(dāng)局は輸出業(yè)者に対して、すべてのラベルおよびその他の技術(shù)的要件を確実に順守するよう求めているという。このメッセージは、貿(mào)易の多様化を呼び掛け、中國との取引のリスクが高まっていると警告する政府の姿勢(shì)と一致するが、貿(mào)易をめぐる緊張がいつまで続くかについての不安の高まりも反映している。（翻訳?編集/柳川）