中國広東省東莞市で道の中央で靴ひもを結(jié)んでいた女性が、バックしてきたトラックにひかれて死亡する事故が発生した。新快報など複數(shù)の中國メディアが24日付で伝えた。

事故が起きたのは18日午後7時ごろ。施設(shè)の敷地內(nèi)の建物から出てきた女性が道の中央でしゃがみ込み、靴ひもを結(jié)び始めた。そこへ、女性の背後からトラックがバックで接近。運転手は死角にいた女性に気付かず、スピードを落とすことなく女性をひいた。事故の一部始終は監(jiān)視カメラに映っていた。女性は頭部を損傷するなどして、現(xiàn)場で死亡が確認されたという。

ネットユーザーからは「心が痛む」「怖すぎる。みんな靴ひもを結(jié)ぶ時は気を付けた方がいい。トラックに死角ができるのは仕方ない」「女性はかわいそうだが、運転手もかわいそう」「女性も運転手も悪くない。なくならなくていい命だったのに」といった聲が寄せられた。

また、「解せない。靴ひもを結(jié)ぶなら普通は端へ寄るのでは？」「道の真ん中で靴ひもを結(jié)ぶのが危ないなんて子どもでも分かる」という聲や、「トラックがバックする時は音が鳴る上に、近づいてきたらテールランプの光に照らされて気付くはず。一體どういうことなのか」と不思議がる聲も。こうした疑問には、「イヤホンをしていたのでは？」「どうせ（トラックは）止まるだろうと思い込んでいたのでは」などと推察する聲も出ているが詳細は伝えられていない。

なお、警察當局は事故の加害者、被害者雙方に落ち度があったとして、運転する人には車の周囲をよく確認することを、歩行者には道の中央で止まらないことを呼び掛けている。（翻訳?編集/北田）