2014年2月8日（北京時(shí)間）、ソチ冬季五輪が開幕した。中國(guó)メディア?參考消息網(wǎng)は、五輪開催に向けてのロシア側(cè)の受け入れ態(tài)勢(shì)が不十分だとする、各國(guó)メディアの報(bào)道を紹介した。

【その他の寫真】

ロイターは、施設(shè)建設(shè)の遅れや反同性愛法への反対、治安上の不安、ソチ市內(nèi)の野犬狩りを批判。豪紙のシドニー?モーニング?ヘラルドは、「準(zhǔn)備ができていなくても、2月7日（現(xiàn)地時(shí)間）にソチ五輪は開幕する」と述べ、「準(zhǔn)備不足を示す?fàn)顩rは増える一方だ」と伝えた。同紙によると、聖火リレーの火はこれまでに44回消えており、クレムリンを周回する際にも消えている。また、選手村や競(jìng)技會(huì)場(chǎng)のあるソチ市內(nèi)のオリンピック公園の路上には、建築ごみや電線などが散亂。地面を掘った穴が埋められないまま放置されているという。さらに、自爆テロの恐怖もあると指摘している。

英デイリー?メール紙は、「五輪開催でプーチンは一連のスキャンダルを隠そうとしている」と報(bào)道。選手村の各部屋に備え付けられている枕の數(shù)が足りないという情報(bào)や、床は張られていないのに、壁にはプーチン大統(tǒng)領(lǐng)の肖像畫が飾られている建設(shè)中のホテルを紹介するメディアも。

ソチ五輪を見守る観客のほとんどがロシア人であり、交通アクセスの不便さやテロへの不安からか、外國(guó)人観光客の姿はごく少數(shù)。ソチを國(guó)際観光地化したいとするプーチンの計(jì)畫は「もろくも崩れ去った」と、メディアは伝えている。さらに追い打ちをかけるように、同記事は、次の文章で締めくくっている。

「ソチ五輪に欠けているのは観客だけではない。冬季五輪で最も重要なものが欠けている。それは雪だ」（翻訳?編集/本郷）