2020年8月25日、韓國?マネートゥデイは、猛暑が続く韓國で人気を博していたメッシュ素材のマスクに飛沫（ひまつ）遮斷効果がないことが分かり、消費(fèi)者らがパニックに陥っていると報(bào)じた。

記事によると、韓國では7月に登場したナノメッシュマスクが消費(fèi)者の注目を集めている。ネット上では「優(yōu)秀な通気性でマスク內(nèi)に濕気がたまらない」「各種機(jī)関から認(rèn)定を受けた」「抗菌テストを通過した」「洗浄して繰り返し使える」などの宣伝文句で大々的に売られている。しかし、ナノフィルターを活用したマスクやメッシュ素材のマスクの中で韓國食品醫(yī)薬品安全処の醫(yī)薬部外品認(rèn)定が下りた製品はなく、新型コロナウイルス拡散の原因とされる「飛沫」を遮斷する効果がないことが分かったという。

食品醫(yī)薬品安全処関係者は「『有害物質(zhì)97％以上を捕集』などあいまいな説明はマスクの安全性を保障しない一種のマーケティング表現(xiàn)」とし、「醫(yī)薬部外品認(rèn)定の有無を確認(rèn)してほしい」と呼び掛けているという。

これを受け、消費(fèi)者からは返品要請が相次いでいる。ネット上には「気に入っていたけど、食品醫(yī)薬品安全処の認(rèn)定を受けていないと知って捨てた」「快適だから買い占めて周囲の人にも配ったが、全て返品した。付けていると人の視線も気になる」「飛沫遮斷効果があるかのように宣伝しないでほしい」「1カ月前に問い合わせた時(shí)、飛沫遮斷効果が綿マスクと同じと言われた。だから家族みんなで使っていたのに」などの聲が上がっている。

これに対し、ナノマスク製造會社は「ナノフィルターを使用したマスクを検査できる食品醫(yī)薬品安全処の基準(zhǔn)がなく醫(yī)薬部外品の認(rèn)定を受けられない」とし、「外部機(jī)関ではKF94（認(rèn)定を受けているマスク）の性能に準(zhǔn)ずる検査結(jié)果が出た」と説明したという。ただ、食品醫(yī)薬品安全処関係者は「メッシュマスクやナノフィルターマスクなど新物質(zhì)を活用したマスクは性能が優(yōu)れていても人體に無害であるかは正式な検査を受けなければ分からない」とし、「コロナウイルスから身を守るには食品醫(yī)薬品安全処の認(rèn)定を受けたマスクを著用すること」と強(qiáng)調(diào)したという。

メッシュマスクをめぐっては、野黨「未來統(tǒng)合黨」の金美愛（キム?ミエ）議員が21日に疾病管理本部を訪問する際に使用し「本部長に唾が飛んだらどうする」「正式に認(rèn)定されたマスクを使うべき」「こんな時(shí)におしゃれを気にしているのか」など批判を浴びた。これに対し金議員は、SNSに自身が使用していたマスクのパッケージを掲載。そこには「0．44マイクロメートルの大きさの超微細(xì)粒子97．1％効率」と書かれていた。さらに、野黨支持者らがこれに対して「チョ?グク前法相も14日にソウル中央地裁に行く際にメッシュマスクを使用していた」と指摘して「なぜ野黨議員は使ってはならないのか」「與黨はマスクでも『自分に甘く他人に厳しい』精神なのか」などと反発するなど波紋を広げていた。（翻訳?編集/堂本）