Record China 2020年8月26日(水) 20時20分
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中國とインドの間で國境を巡る緊張が増す中、インド空軍の元司令官は、中國のステルス戦闘機J-20について、「ステルス性能は高くない。インド軍にとって脅威ではない」との見方を示した。寫真はJ-20。
米國の中國語ニュースサイト、多維新聞の25日付報道によると、中國とインドの間で國境を巡る緊張が増す中、インド空軍の元司令官Raghunath Nambiar氏は、中國のステルス戦闘機J-20について、「ステルス性能は高くない。インド軍にとって脅威ではない」との見方を示した。
インドの大手ポータルサイト、rediff.comに24日付で掲載された記事によると、Raghunath Nambiar氏は、インド空軍の退役準將Nitin Sathe氏のインタビューでJ-20について、「米空軍のステルス戦闘機F-22に似ているが、カナード翼の航空機はステルスになることができるのだろうか。私の感覚では、ステルス性能はSu-30と同等であり、全く脅威ではない」とした。
さらに、「チベット自治區(qū)は標高が高いため、J-20の操縦は困難だ。中國の防空も、ヒマラヤに覆われているため、反応時間ははるかに短くなる」「S-300や400のような優(yōu)れた長距離地対空ミサイルシステムを持っているとしても、そのような重いものは道路の近くや谷間に配備しなければならない。山中の見晴らしの良い場所に配備することは困難だ」とした。
そして、「中國軍が使用できる前線の飛行場を選別できれば、インド空軍は制限を受けることなく攻撃できるだろう。MiG-21戦闘機や練習機ホークでさえ、中國軍を消滅できる」とした。(翻訳?編集/柳川)
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