米中経済デカップリングの可能性は?識者の見解―中國メディア

Record China    2020年8月28日(金) 5時20分

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中國メディアの華商韜略は26日、米國と中國の経済分野でのデカップリング(分離)の可能性について識者の見解を伝えた。

中國メディアの華商韜略は26日、米國と中國の経済分野でのデカップリング(分離)の可能性に関連し、中國の自動車ガラス大手、福耀玻璃集団の曹徳旺(ツァオ?ダーワン)會長と、金融?経済政策の専門家で中國政府系シンクタンク、中國社會科學院學部委員の余永定(ユー?ヨンディン)氏の見解について伝えた。

それによると、曹氏は、「中國と米國の経済を本當に切り離すことは容易ではない。中米のデカップリングは外交関係を樹立する以上に難しい。両國の依存度はとても高い。デカップリングは非常に非合理的な選択だ」とし、「新型コロナ流行前に行われたある調(diào)査によると、米國市場の衣類の6割、靴の4割が中國製だ?;镜膜寿Q(mào)易において中國に取って代わることができる國は存在しない。一方、米國が中國に販売するのは主に、飛行機やチップなどのハイテク製品だ。中國は米國との貿(mào)易においてうまい汁を吸っているわけではない」とした。

余氏は、両國の経済貿(mào)易関係の見通しについて、「中國は米國に対して過度の幻想を抱くべきではない。米國は、中國との間の20年、30年、またはそれ以上の技術(shù)力のギャップを維持するためにあらゆる努力をするだろう。政治的な観點から言えば、一部の産業(yè)、特にハイテク産業(yè)のデカップリングには乗り越えられない障害はない。中國は米國のチップの最大の購入者だ。中國にチップを販売しなければ、クアルコムなどの米國のハイテク企業(yè)は確かに損失を被るだろう。しかし、政治的な理由から、中國を抑圧するためには、金を失ってでも抑圧しなければならない。クアルコムの損失は、米政府にそれを諦めさせるには不十分だ。デカップリングは非常にコストがかかり、両者にとって利はない。しかし米國は政治的な理由から、中國を抑圧しようとする。多くのハイテク分野で、米國が中國を封じ込め、中國とデカップリングするのは不可能なことではない」とし、「中國は自分たちの力で自主創(chuàng)新(獨自のイノベーション)を行い、強力な工業(yè)システムを形成しなければならない。そのためには多くの時間が必要であり、研究開発に大量の資金を投じなければならない。だがそれに勝る方法はないだろう。ハイテク分野と金融分野を除けば、中國と米國の間の一般的な貿(mào)易は正常さを保つだろう」とした。

曹氏は、「米國は実際、一般貿(mào)易の分野で中國への依存度を徐々に減らしてきている。私の知っているところでは、米國の経営者らはここ數(shù)年、インドやベトナム、カンボジア、東歐諸國などで、中國に代わる製品を求めている。こうした現(xiàn)象にわれわれは注意しなければならない」とした。(翻訳?編集/柳川)

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