小島康譽 2020年8月29日(土) 16時0分
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共同通信の取材を受けた際「文化財保護研究や人材育成など活動の幅が広い。貴方のことをどう表現(xiàn)したら良いのか?」と問われたことがある。寫真は共同通信配信で全國の地方紙に掲載された記事。
共同通信の取材を受けた際「文化財保護研究や人材育成など活動の幅が広い。貴方のことをどう表現(xiàn)したら良いのか?」と問われて、「國際貢獻手弁當長期実踐家とでも」と答えたことがある。筆者は研究者や評論家でなく、実踐者であり、その立場から活動を紹介してきた。心がけてきた國際協(xié)力実踐10ヵ條を紹介したい。拙い內(nèi)容、笑覧ください。
その1は使命感を持つこと。あまりにも當然のことであるが、何のために國際協(xié)力するのかを明確に自覚する必要があろう。使命感である。あらゆる分野で異なる外國での國際活動では大小様々な衝突がある。そのような際に雙方が立ち戻る原點が使命感。基本理念の明確化である。意義?目的?目標を明確にすべきである。當然ながら雙方に同様の意識が必要である。
筆者ら日中雙方は、キジル千仏洞修復保存では「人類共通の文化遺産を後世へ」を、ニヤ?ダンダンウイリク両遺跡調査では「友好?共同?安全?高質?節(jié)約」の五大精神を、関連活動では「大きな愛に境界はない」を掲げ活動してきた。調査五大精神を記してみる。友好と共同は説明を要しない。沙漠活動は危険がともなう、死に至った例も記録されている。
日中隊もルート開発不能による緊急露営、砂嵐に遭遇、ラクダからの転落による脳震盪や骨折、病人発生、車両火災といった突発事故を度々経験している。普段は各自の判斷で行動していても緊急時は隊長の指揮に従う命令系統(tǒng)の一本化が安全確保の要點である。
世界的文化遺産に相応しい高水準の保護研究が必要であり、日中雙方の各分野の一流専門家を組織した。この「一帯一路実踐談」8?15などで紹介した研究?保護専門家?研究所?大學名でお分かりいただける。筆者自身は研究者でなく調査保護研究事業(yè)の推進者であるので、この點には特に心がけた。盡力いただいた諸氏に感謝しきれない。費用的にも環(huán)境的にも節(jié)約を心がけた。ただし意思疎通のための潤滑油的部分(食事?宴會など)は削らなかった。大小様々な衝突があった。その度ごとに日中雙方は使命感にもどり解決してきた。
日中両國間の各種會議などでは「戦略的互恵関係」「WIN-WINの関係」と発言されている。また「日中/中日友好」も叫ばれている。この言葉が頻繁に登場するのはそれが形骸化しているからでもある。「日中/中日友好」を基礎として、第二段階「日中/中日相互理解」、第三段階「日中/中日共同」へ進化すべきと言い続けている。
■筆者プロフィール:小島康譽
浄土宗僧侶?佛教大學內(nèi)ニヤ遺跡學術研究機構代表?新疆ウイグル自治區(qū)政府文化顧問。1982年から新疆を150回以上訪問し、多民族諸氏と各種國際協(xié)力を実施中の日中理解実踐家。 ブログ「國獻男子ほんわか日記」 <新疆は良いところ>小島康譽 挨拶―<新疆是個好地方> 書籍はこちら(amazon) 小島康譽氏コラム
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