2020年8月28日、韓國?ニュース1によると、心臓まひで倒れた30代男性が、醫(yī)師の集団ストライキによる醫(yī)師不足のため適切な治療を受けられず死亡した。

記事によると、この男性は28日午前5時1分ごろ、京畿（キョンギ）道議政府（ウィジョンブ）市の自宅マンションで心臓まひを起こし意識を失った。救急隊が出動し近くの救急センターに運ぼうとしたが、「醫(yī)師がいないので入院は不可能だ」と斷られた。市內(nèi)の複數(shù)の病院に救急対応が可能か問い合わせたがいずれも受け入れてもらえず、最終的に午前5時43分ごろ、楊州（ヤンジュ）市の病院に運び込まれたが、男性は死亡したという。

現(xiàn)在、楊州警察署が男性の死亡の経緯について、妻から事情を聞いているという。警察関係者は「緊急を要する患者にもかかわらず、なぜ議政府から楊州まで搬送されたのか。遺族の話を元に捜査を進めている」とコメントしている。亡くなった男性の遺族は「醫(yī)者が集団休診をしていたせいで、議政府市內(nèi)では治療してくれる病院がなかったと聞いたが、信じられない」と怒りをにじませているという。

韓國では、政府の醫(yī)療政策に反発する醫(yī)師らが26日から全國一斉のストライキを行っている。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「それでも醫(yī)者か」「醫(yī)者じゃなくて殺人犯だ」「厳罰に処すべき」「お金や利得が大事なら、賢い頭を使って違う仕事をすればいい」「家が火事なのに消防官がストで出動しなかったら、家に泥棒が入ったのに警察官がストで出動しなかったら、醫(yī)者たちは納得するのか？」など、厳しい聲が殺到している。

また、「地方の病院の醫(yī)師不足解消のために、地方勤務醫(yī)師400人を増員するらしいのに、なぜストを？」「なぜ醫(yī)者の定員を増やす必要があるのか、よく分かる事例だ」などのコメントも上がっている。（翻訳?編集/麻江）