2014年2月10日、香港紙?明報は「日中関係悪化の下での日露友好は見せかけ」と題した記事を掲載した。以下はその內(nèi)容。

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歐米諸國の多くがロシアの反同性愛法に反対してソチ五輪開會式欠席を決めたのに対し、安倍晉三首相は中國に対抗するため「日露友好」を掲げて出席を決意した。しかし、その日露友好に疑問を感じる日本人は少なくない。なぜならロシアは尖閣諸島の800倍もの北方領(lǐng)土を今も占領(lǐng)しているからだ。今回の安倍首相の開會式出席により、プーチン大統(tǒng)領(lǐng)が北方領(lǐng)土問題で譲歩を示す可能性は低い。

安倍首相が最近よく口にする「ロシアとの平和條約調(diào)印と國交正?；瘑栴}」について、日本國內(nèi)にも賛否両論がある。日本の調(diào)査によると、日本社會が最も不信感を抱いている國はロシアであり、ロシア人に対する親近感は、この20數(shù)年間で中國人に抱いていた親近感の平均値よりも低い。その原因として、北方領(lǐng)土問題のほかに、過去の日露戦爭や冷戦時の東側(cè)陣営としてのロシアの冷酷なイメージが挙げられる。

安倍首相が狙う「親露反中」戦略には堅実的基礎(chǔ)が欠けていることから長期的効果は望めない。中國は日本経済にとって重要な存在であり、ロシアが代わることは不可能だ。つまり、日中関係の改善こそが、安倍首相の唱える「強い日本」と東アジアの安全保障を?qū)g現(xiàn)できる道なのだ。（翻訳?編集/本郷）