米偵察機(jī)が臺灣から離陸?異常な飛行経路を記録―中國メディア

Record China    2020年8月31日(月) 16時(shí)50分

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31日、環(huán)球網(wǎng)は、米軍偵察機(jī)が「臺灣から離陸した」ような飛行経路記録を殘したと報(bào)じた。資料寫真。

2020年8月31日、環(huán)球網(wǎng)は、米軍偵察機(jī)が「臺灣から離陸した」ような飛行経路記録を殘したと報(bào)じた。

記事は、北京大學(xué)のシンクタンク南中國海戦略態(tài)勢感知計(jì)畫(SCSPI)が30日に、米海軍EP-3E電子偵察機(jī)(AE1D91)が同日、臺灣北部付近の上空に出現(xiàn)した後、東シナ海を経由して日本に向かうという「異常な軌跡」を描いたと発表したことを紹介。同機(jī)は29日に臺灣南部の南シナ海を偵察したが、その後沖縄県の嘉手納空軍基地への著陸、離陸の信號が出されておらず、直接臺灣から離陸した疑いがあると伝えた。

一方で、同計(jì)畫は「米軍機(jī)の異常な飛行軌跡については、信號の誤りによる可能性も否定できない」との認(rèn)識も示していると紹介。この件について臺灣當(dāng)局の反応は見られていないとしている。

その上で、米軍機(jī)が近ごろ臺灣付近で活発に活動しており、臺灣空域を飛行した、あるいは臺灣に離著陸した可能性を指摘する情報(bào)もしばしば出ていると伝え、今月18日にはEP-3E偵察機(jī)が臺灣空域を通過した上、臺北の松山空港に著陸したとの情報(bào)がネットに流れたが、臺灣軍関係者が密かにこれを否定したと紹介した。

また、6月9日にもC-40輸送機(jī)が沖縄を離陸後に臺灣上空を通過した際、臺灣メディアから「米軍機(jī)が臺灣の空港に5分間著陸した」と報(bào)じられ、臺灣の防衛(wèi)當(dāng)局報(bào)道官が「確かに上空は通過したが、著陸はしていない」とコメントしたことを伝えた。

さらに、2015年4月にはF-18戦闘機(jī)が故障により臺南空港に緊急著陸し、臺灣軍部が「人道的立場および國際慣例に基づき、米軍機(jī)の著陸や故障排除に協(xié)力した」と発言する事案もあったとしている。

記事は、中國社會科學(xué)院臺灣香港マカオ法研究センターの陳欣新(チェン?シンシン)主任が以前「米國は中華人民共和國のみを中國と認(rèn)めている。それゆえ、米軍機(jī)が臺灣上空を飛行し、突発的な狀況で著陸する必要が生じた場合、臺灣當(dāng)局ではなく中華人民共和國政府に申請しなければならない」との考えを示したことを伝えた。(翻訳?編集/川尻

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