2014年2月10日、第一財経日報は、中國の「性都」として有名な広東省東莞市で、警察當局がサウナや足浴、カラオケなどの名目で性サービスを実施していた店に対する一斉取り締まりを行ったことに関連して、同市の性産業(yè)の経済規(guī)模は、最大で年500億元（約8458億円）に上ると伝えた。これは市內総生産の7分の1に相當する數字だ。

【その他の寫真】

中國內地と香港?マカオ?臺灣を結ぶ中継地として発展してきた東莞市は出稼ぎ労働者が多く、その數は1988年に1000萬人以上に達していた。こうした膨大な人口が性産業(yè)の発展を後押ししたとみられる。

大規(guī)模なホテル開発も性産業(yè)の発展と大きなかかわりがある。2009年の投資額は250億元（約4228億円）に上り、中國の地級市で高級ホテルが最も多い都市となっている。

性産業(yè)と地元自治體職員との癒著も指摘されており、警察當局の行動が事前に漏れたり、摘発されても罰金刑で済まされることなどが問題化している。違法な性サービス提供者の一掃は難しいのが現狀だ。（翻訳?編集/NY）