2020年9月1日、中國(guó)メディアの環(huán)球網(wǎng)は、中印國(guó)境で再び緊張が高まっていると伝えた。

記事は、インド紙ヒンドゥスタン?タイムズの8月31日の報(bào)道を引用。インド軍が31日、中國(guó)人民解放軍が29日夜から30日早朝にかけてパンゴン湖の南岸で挑発的な軍事行動(dòng)を行ったとして非難する聲明を発表したと伝えた。聲明によると、インド軍は機(jī)先を制して、中國(guó)側(cè)による一方的な現(xiàn)狀変更を阻止したのだという。

これに対し、中國(guó)外交部の趙立堅(jiān)（ジャオ?リージエン）報(bào)道官は31日、「中國(guó)の國(guó)境部隊(duì)は一貫して実効支配線を厳守しており、ラインを越えた活動(dòng)はしていない」と反論。両國(guó)の國(guó)境部隊(duì)は現(xiàn)地の問(wèn)題についてコミュニケーションを保持していることを強(qiáng)調(diào)した。

インドメディアの報(bào)道によると、インド軍は「中國(guó)側(cè)が合意に違反した」と主張しているという。しかし、聲明では「軍事的挑発」が具體的にどのような性質(zhì)のものなのかは明らかにされておらず、どのようにして阻止したのかなどの詳細(xì)な説明はないと記事は伝えた。

聲明によると、現(xiàn)在チュシュルにて中印の旅団長(zhǎng)レベルでの話し合いが行われている。インディア?トゥデイは31日、関係者による話として「今のところパンゴン湖の南岸では、インド軍と中國(guó)軍による身體的な衝突は発生していない」と伝えている。

インド側(cè)の主張に対し、中國(guó)軍西部戦區(qū)の張水利（ジャン?シュイリー）報(bào)道官は31日、「インド軍が合意に反してパンゴン湖南岸などで実効支配線を越えて不法占拠し、公然と挑発して國(guó)境での緊張を高めた」としてインドを非難?！弗ぅ螗蓚?cè)の行為は中國(guó)の領(lǐng)土主権を侵す行為であり、中印國(guó)境地域の平和と安定を破壊するもので、言動(dòng)が矛盾しており信義に背く行為であって、中國(guó)はこれに対し強(qiáng)く反対する」と述べた。（翻訳?編集/山中）