2014年2月11日、昨年の世界金価格は20％以上下落し、「中國のおばさん（國際金相場暴落を受け、金を購入するために殺到した大量の中國人個人客）」は世界を失望させなかった。中國黃金協(xié)會が今月10日に発表した統(tǒng)計データによると、2013年の中國の金消費(fèi)量は初めて1000トンを突破し、前年比41．36％増の1176．4トンに達(dá)した。東方網(wǎng)が伝えた。

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世界黃金協(xié)會のデータは來週に発表されるが、中國は2014年にインドに代わり、世界最大の金消費(fèi)國になるとみられる。

中國黃金協(xié)會が10日に発表した詳細(xì)なデータによると、中國でアクセサリーに用いられる金の量は2013年に716．5トンに達(dá)し、前年比42．52％増となった。ゴールドバー用の金は56．57％増の375．73トン、金貨用は1．07％減の25．03トン、工業(yè)用は0．23％減の48．74トン、その他は32．03％減の10．4トンとなった。

中國には旺盛な金需要があるが、需要増は主にアクセサリーとゴールドバーの消費(fèi)によるものだ。2013年第2四半期、世界の金価格が1600ドルから1400ドルに暴落した際に、「中國のおばさん」が金を爭奪し、金貨を売る店に客が殺到し、金（現(xiàn)物）の在庫不足に陥った。第4四半期は伝統(tǒng)的な金販売の最盛期だが、「中國のおばさん」が再び金爭奪ブームを引き起こし、通年の消費(fèi)量を拡大した。「中國のおばさん」は金価格が低迷してもこれを買い求めており、世界の流れと異なっている。世界黃金協(xié)會の報告書によると、2013年第3四半期の世界全體の金需要は21％減の869トンとなった。西側(cè)諸國の投資家は2013年に、金ETFを大量に投げ売りし、同投資信託の金保有量が前年比で880トン減少した。

インドは中國と同じく金の消費(fèi)を好むが、かつての世界最大の金消費(fèi)國の需要は2013年に疲弊した。昨年第3四半期のインドの金消費(fèi)需要は、前年同期比32％減と落ち込んだ。これはインド政府が経常収支の赤字を削減するため、ゴールドバーの輸入関稅を2％から5％に引き上げ、精錬された金の輸入関稅を4％から6％に引き上げたためだ。資料によると、インドの金消費(fèi)は2013年に、わずか5％増の987．2トンに留まった。

しかし「中國のおばさん」は、盲目的な購入のため損失を被っている。昨年の國際金価格は當(dāng)初の1676ドルから1196ドルに低下し、通年で28．63％下落し、過去30數(shù)年間で最低水準(zhǔn)となった。1400ドルの時點で金の爭奪に出た「中國のおばさん」にとっては大きな痛手となった。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YF?編集/武藤）