中國の通信機器大手、華為技術(shù)（ファーウェイ）は、トランプ米政権による制裁下で米國への投資をロシアにシフトしているという。

中國メディアの南方前沿が1日付で、ロシアメディアの報道として伝えたところによると、ファーウェイの創(chuàng)業(yè)者兼CEO（最高経営責任者）である任正非（レン?ジョンフェイ）氏はこのほど、上海交通大學(xué)での講演で、「ファーウェイは、米國の制裁により、米國への投資をロシアに移している」と述べた。

任氏は、「米國がファーウェイを（輸出禁止企業(yè)一覧の）エンティティリストに含めた後、私たちは米國への投資をロシアに移し、ロシアへの投資を増やし、ロシアの科學(xué)者チームを拡大し、ロシアの科學(xué)者の給與を増やしている」と明かした。またファーウェイが生き殘るためには「自己改善の道を歩み続け、開放する」必要があるとし、「本當に強くなりたいのなら、敵を含め、すべての人から學(xué)ぶ必要がある」とも述べた。

ロシアのラブロフ外相は8月23日、第5世代移動通信システム「5G」技術(shù)をめぐり中國およびファーウェイと協(xié)力する意欲を示し、「ロシアは米國の例にならうつもりはない」とした上で、「ロシアは現(xiàn)代の技術(shù)を共同で開発し実施するために中國およびファーウェイと協(xié)力することに関心がある」と述べた。

ファーウェイは2019年6月、ロシアで20年から5G通信網(wǎng)を開発するとの合意をロシア通信企業(yè)MTSと締結(jié)している。（翻訳?編集/柳川）