3日に行われた中國外交部の定例會(huì)見で、日本の記者のある言葉を報(bào)道官が正す場面があった。

同日の會(huì)見で共同通信の記者が、香港で日本のジャーナリストが逮捕されていたことと、臺(tái)灣の蔡英文総統(tǒng)とチェコのビストルチル上院議長の面會(huì)に関することについて質(zhì)問した。

擔(dān)當(dāng)した華春瑩（ホア?チュンイン）報(bào)道官は、前者について「聞いていないので分からない」と回答。後者については「この數(shù)日來、中國の立場は十分に表明してきた」とし、「（ビストルチル上院議長が）中國政府やチェコ政府の反対の中で臺(tái)灣地區(qū)を訪問し、臺(tái)灣獨(dú)立勢(shì)力のお先棒を擔(dān)ぐのは公然と挑発する行為である。われわれはチェコ政府がこの上院議長（の立場）と一線を畫しており、彼の言動(dòng)がチェコ政府の政策を代表するものではないと認(rèn)識(shí)している」と述べた。

また、「われわれは臺(tái)灣當(dāng)局およびビストルチル氏の背後にいる反中勢(shì)力に対して、何をしようとも臺(tái)灣が中國領(lǐng)土の不可分の一部であるという事実は変えられないと厳に申し渡しておく」と警告した。

さらに、質(zhì)問した記者に対して「今後、蔡英文氏に関する質(zhì)問をする際は“総統(tǒng)”と呼ばないでいただきたい。（蔡氏は）中國臺(tái)灣地區(qū)のリーダーにすぎない」とくぎを刺した。

「総統(tǒng)」の呼稱をめぐっては、8月27日の同部定例會(huì)見でもNHKの記者が用い、擔(dān)當(dāng)した趙立堅(jiān)（ジャオ?リージエン）報(bào)道官が正す場面があった。（編集/北田）