中國紙?環(huán)球時報は7日、オーストリア紙のディ?プレスが「この數(shù)カ月、多くの中國人はほぼ外出していなかったが、今では新型コロナウイルス流行期間中に『失った旅行』を取り戻すかのように多くの人が出掛けるようになっている」と指摘する記事を掲載したと報じた。

環(huán)球時報によると、記事は「世界中の多くの場所が新型コロナに見舞われている中で、北京南駅にあるレストランや土産店はにぎわいを見せている」と紹介。「人々が著用しているマスクだけが、今でも世界中で新型コロナが流行していることを思い起させる」と伝えた。

その上で記事は、「中國では新たな感染者の報告がほとんどされていない」と指摘?！付啶沃袊摔蠂鴥?nèi)がすでに安全になり、旅行に出掛けられると考えている」という。過去數(shù)カ月は各都市がさまざまな防疫措置を取っていて省をまたぐ旅行は制限されていたほか、2週間の隔離を心配して多くの人が遠出を控えていたと伝えた。

しかし、今では中國人の旅行の歩調(diào)は速くなってきていると記事は紹介。上海の舊フランス租界には多くの観光客が戻り、広西チワン族自治區(qū)の陽朔は近隣の省から來る観光客に人気のスポットとなっているという。あるホテルのマネージャーは「昨年と比べると旅行客は少なく、一部のビジネス會議もキャンセルになった」と述べているが、記事は「他の國と比べると、中國の旅行業(yè)界の回復(fù)は成功と言える」としている。

また、中國では7月から省外への団體旅行も解禁となり、オンライン旅行大手?攜程（Ctrip）の最新の統(tǒng)計によると、國內(nèi)旅行者數(shù)は毎月150％増となっているという。だが、「中國は今でも出入國を厳格に管理しているため、歐州の伝統(tǒng)的な観光地へはまだ行くことができないことが中國人を悲しませている」と記事は結(jié)んだ。（翻訳?編集/山中）