ディズニー最新作「ムーラン」のエンドロールが物議、ボイコット活動も

Record China    2020年9月9日(水) 21時0分

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ディズニー映畫「ムーラン」について、エンドロールに中國共産黨の新疆自治委員會の名前が登場していることで、映畫のボイコットを呼び掛ける聲がさらに高まっている。

ディズニー映畫「ムーラン」について、エンドロールに中國共産黨の新疆自治委員會の名前が登場していることで、映畫のボイコットを呼び掛ける聲がさらに高まっている。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、全米公開は4回にわたって延期を発表した後、最終的に動畫配信に切り替えた映畫「ムーラン」だが、中國では今月11日からの公開を予定している。

その「ムーラン」について、エンドロールのスペシャルサンクスに、「中國共産黨新疆ウイグル自治委員會宣伝部門」の名稱があることが明らかに。映畫に主演する女優(yōu)リウ?イーフェイ(劉亦菲)が、民主化運動を亂暴な手段で鎮(zhèn)圧しようとする香港警察を支持したことで、香港の民主活動家の黃之鋒(ジョシュア?ウォン)らがすでにボイコットを広く呼び掛けているが、このエンドロール問題でその聲がさらに高まっている。

新疆については、少數(shù)民族のウイグル人に対する中國政府による迫害問題が、國際的にも注目されている?!钢袊伯b黨新疆ウイグル自治委員會宣伝部門」とは、共産黨が思想再教育と集中監(jiān)視を行う機関とも言われ、これまでに100萬人を超えるウイグル人やその他の少數(shù)民族が、同機関の施設に拘留されたと見られている。

「ムーラン」は中國の約20カ所でロケが行われ、新疆ウイグル自治區(qū)のトルファン市の郊外でも撮影されていた。思想再教育に関わっているとされるトルファン市の公安局にも映畫が謝意を示していることで、ウイグル人組織の「世界ウイグル代表大會」(World Uyghur Congress)はツイッター上で、「最新作の映畫『ムーラン』で、ディズニーは東トルキスタンの強制収容機関に関わっているトルファン公安局の協(xié)力に感謝している」と訴えている。(Mathilda

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