2020年9月9日、中國メディアの參考消息網(wǎng)は、米外交誌「ナショナル?インタレスト」の9月6日付の記事「Yes，South Korea Will Have an Aircraft Carrier With F-35 Stealth Fighters（韓國はF-35ステルス戦闘機(jī)を搭載可能な空母を持つだろう）」を紹介し、韓國海軍が建造を予定している新型揚(yáng)陸艦「LPH-II」が日本と中國の脅威に対抗するためのものであると伝えた。

米軍事専門誌「ディフェンスニュース」の報(bào)道によると、韓國連合參謀本部が2019年7月12日に導(dǎo)入を決定した新型揚(yáng)陸艦（軽空母）は、ヘリコブターが離著陸できる能力を持つヘリコプター揚(yáng)陸艦（LPH、ランディング?プラットフォーム?ヘリコプター）に分類され、垂直離著陸ステルス戦闘機(jī)「F-35B」が搭載可能になるという。ここ數(shù)年、韓國はすでに導(dǎo)入済みのF-35Aステルス戦闘機(jī)に補(bǔ)充する形で、F-35Bの導(dǎo)入を検討しており、韓國連合參謀本部の報(bào)道官は、「LPH-II型艦船の建造計(jì)畫はすでに長期の軍備増強(qiáng)計(jì)畫に含まれている」「初期設(shè)計(jì)が完成したら、建造計(jì)畫は中期導(dǎo)入リストに含まれる予定」と述べた。

記事によると、新しいLPH-II型艦船は排水量3萬トン規(guī)模となり、既存の揚(yáng)陸艦で軽空母へ改造が予定されている「獨(dú)島（ドクト）」「馬羅島（マラド）」の2隻と比較すると、約1．5倍の規(guī)模になるため、F-35Bのような垂直離著陸戦闘機(jī)を16機(jī)、3000人の兵士、20臺(tái)の裝甲車を輸送する能力を備えるという。韓國國家戦略研究院のアナリスト、キム?デヨン氏は「ディフェンスニュース」誌の取材に「韓國海軍の能力をアップデートし、日本と中國の潛在的な脅威に対抗することができる象徴的で意義のある一歩だ」と回答した。

記事は最後に、韓國海軍がほかにも「世宗大王（セジョンデワン）」級(jí)イージス駆逐艦や「張保皐（チャン?ボゴ）-3」級(jí)潛水艦などの新型艦船の導(dǎo)入を予定していることや、それらを組み合わせて日本海や黃海へ展開し、北朝鮮をけん制する空母打撃群を構(gòu)成する計(jì)畫の存在に觸れ、「軽空母の導(dǎo)入は計(jì)畫の一部」と指摘した上で、「新しい艦船は韓國海軍が現(xiàn)在の沿岸警備から任務(wù)を拡大し、外洋海軍（ブルーウォーター?ネイビー）へと発展する助けとなることができるだろう」と述べた。（翻訳?編集/原邦之）