フィリピンで嫌韓拡散、過去にはベトナムでも?=韓國ネットため息「情けない」

Record China    2020年9月14日(月) 12時0分

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10日、韓國?ファイナンシャルニュースは「フィリピンでは最近、嫌韓感情が高まっているが、過去にはベトナムでも嫌韓騒動があった」と報じた。寫真はフィリピンの國旗。

2020年9月10日、韓國?ファイナンシャルニュースは「フィリピンでは最近、嫌韓感情が高まっているが、過去にはベトナムでも嫌韓騒動があった」と報じた。

記事によると、フィリピンの女性インフルエンサー、ベラ?ポーチ(Bella Poarch)さんが最近、Tiktokのダンス動畫で自身の腕に入れたタトゥーを公開した。赤い心臓から16本の赤い光線が伸びていることから、韓國のネットユーザーを中心に「旭日旗を連想させる」と物議を醸したという。

その後、ベラさんはツイッターで「私は歴史についてよく知らなかったし、その事実を知ってからタトゥーを消すための予約をした。自分自身が恥ずかしく、心からおわびする」とした。しかし一部のネットユーザーは、フィリピンについて「貧しい國」「小さな民族」など非難の言葉を浴びせ続けた。

すると、フィリピンのネットユーザーから、ハッシュタグ「キャンセルコリア(cancel Korea)」を使った運動が始まった。ベラさんもツイッターに「韓國の方が私を攻撃するのは大丈夫だ。しかし、フィリピンの人々を攻撃してあざ笑うのは我慢できない」と非難したという。

また、記事は「新型コロナウイルス発生初期にはベトナムでも嫌韓が広まっていた」としている。韓國からベトナムに入國した韓國人を隔離した際、バインミー(ベトナム式サンドイッチ)を提供したのだが、ある韓國人がこれを「パン切れ」と発言したことに端を発したものだったという。

これを受け、韓國のネット上では「どちらも情けない発言。人種差別はしてはならない」「國の品格を落とすのはやめてくれ」「韓國は外國人差別が深刻」など、ため息交じりの聲が上がる一方、「今後はベトナムやフィリピンの顔色もうかがわなきゃいけないの?」との聲も見られた。(翻訳?編集/松村)

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