Record China 2020年9月15日(火) 6時0分
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世界銀行の公式サイトは10日、自然災(zāi)害との戦いで中國から學べる五つの點について紹介する記事を掲載した。寫真は大雨後のハルビン市。
2020年9月12日、中國紙?環(huán)球時報によると、世界銀行の公式サイトは10日、自然災(zāi)害との戦いで中國から學べる五つの點について紹介する記事を掲載した。
記事はまず、中國では昨年1年間に地震や臺風、干ばつなどで3000億元(約4兆6600億円)以上の直接的な経済損失があったとし、急速な経済成長や気候変動によって自然災(zāi)害の発生頻度と被害の深刻さが増していると指摘した。
一方で、中國はこうした中で脆弱性を減少させ、災(zāi)害対応面で進歩し続けているとし、中國から學べる五つの點を紹介した。
その一つが「計畫と指導の重要性」だ。中國は07年から政府の五カ年計畫に基づき「國家総合防災(zāi)減災(zāi)計畫」を作成している。同計畫はリスク軽減の指導において重要な役割を擔っている。これまでの受動的な減災(zāi)から積極的な減災(zāi)への転換は、中國の計畫の中で際立っている。
二つ目は「手本の重要性」だ。中國は、08年の防災(zāi)減災(zāi)計畫の成果として、1萬2000以上の居住區(qū)をモデル居住區(qū)とした。その結(jié)果、モデル居住區(qū)に減災(zāi)効果があっただけでなく、周辺の居住區(qū)も減災(zāi)能力構(gòu)築の努力を払うようになった。
三つ目は「地域を跨いだ協(xié)力が復興を加速させたこと」。中國は、08年の四川大地震後にペアリング支援計畫を制定した。一部の省?市と被災(zāi)地がペアリングし、資金や技術(shù)援助を提供した。これにより被災(zāi)地はピンポイントの専門的なサポートを受けることができ、新型コロナウイルスとの戦いにおいても同様の方法が採用されている。
四つ目は「データのシステム化により効果的に減災(zāi)できたこと」。中國は、災(zāi)害損失統(tǒng)計システムの規(guī)格化に努力しており、これにより災(zāi)害損失データの分析能力を強化している。リスクに基づき防災(zāi)と戦う能力を建設(shè)し、災(zāi)害後の評価作業(yè)の速度を上げることができている。その結(jié)果、08年の四川大地震では損失の計算に100日以上を要したが、13年の四川地震では27日しかかからず、今年は平均10日前後にまで短縮できている。
五つ目は「地方の特徴に特化した保険」だ。中國は、災(zāi)害保険が自然災(zāi)害後の素早い復興において重要であることを認識するようになった。地方の特徴に特化した保険システムを構(gòu)築しており、深セン市や寧波市、雲(yún)南省、四川省など多くの場所で災(zāi)害保険の試験運用を始めている。(翻訳?編集/山中)
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