2020年9月13日、新華網(wǎng)は、「日本は倹約を重んじる一方ですぐに食べ物を廃棄する國(guó)だ」と題する記事を掲載した。

記事は、國(guó)土が狹く耕地面積が少ない日本では太古の昔より食べ物を大切にする良い習(xí)慣が定著していると紹介。食事をする際には手を合わせ、感謝の気持ちを示す「いただきます」という言葉を唱えてから食べ、食後にも「ごちそうさま」と改めて感謝の言葉を発するという習(xí)慣からも、食べ物を珍重する姿勢(shì)がうかがえることを伝えた。

また、倹約を重んじる生活習(xí)慣は、日本人の消費(fèi)活動(dòng)における浪費(fèi)を生みづらくしているとし、家庭では食事の殘り物を次の食事にとっておく、外食でも廉価でロスの少ない定食物を選ぶといった行動(dòng)が日常的に見(jiàn)られると説明。一方で「?jìng)浖sを美徳とする日本はなんと、食品浪費(fèi)大國(guó)なのだ」と驚きをもって指摘している。

そして、日本を食品浪費(fèi)大國(guó)たらしめている大きな要因が商品の流通セクションにあるとし、日本の食品流通業(yè)界には、製造日から品質(zhì)保持期限までの期間の3分の1が経過(guò)するまでにメーカーや仲介業(yè)者から小売業(yè)者に商品が渡らなければ、小売業(yè)者は受け入れを拒否することができる「3分の1ルール」という特殊なルールがあると紹介?！赶M(fèi)者に高品質(zhì)な食品を提供することが當(dāng)初の目的だったが、期限設(shè)定が厳しすぎるために、大量の食品ロスにつながっているのだ」と論じた。

記事はその上で、日本における食品ロス低減に向けた動(dòng)きについても言及。日本は2001年に食品リサイクル法を制定して食品メーカーに食品の循環(huán)利用、廃棄物の削減を求めているほか、昨年10月には食品ロス削減推進(jìn)法が施行され、政府が何らかの理由で流通できない食品を生活困窮者などに配給するための「フードバンク」活動(dòng)を打ち出したと伝えた。

さらに、食品メーカーや小売業(yè)界では、一部食品について「3分の1ルール」を品質(zhì)保持期限までの2分の1に緩和することの検討が始まっていること、政府が消費(fèi)者に対しても過(guò)度な鮮度の追求をやめ、浪費(fèi)を避けるよう呼び掛けていることを紹介した。（翻訳?編集/川尻）