中國(guó)のエンタメ系メディア、新浪娯楽は17日、韓國(guó)の女性アイドルの腳を服で隠した関係者が罵聲を浴びせられる騒ぎがあったと報(bào)じた。

記事によると、この騒ぎは女性アイドルグループ「FANATICS」のライブ配信中に起きた。太ももがあらわになっているメンバー2人の腳に関係者がジャケットを掛けたのだが、「腳を見(jiàn)せるためなのに何を隠しているんだ」という男性の聲の後に平手打ちのような音が聞こえてきたという。その後、所屬事務(wù)所はこの件に関して「不適切な発言だった」とする謝罪を表明。関係する責(zé)任者への措置と再発防止についても言及した。

この騒ぎは中國(guó)でも関心を集め、中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）の17日の検索キーワードランキングでは一時(shí)、1位に浮上。ネットユーザーからは「これって職場(chǎng)のいじめじゃないの？」「なんてひどい態(tài)度」「関心を引くためなら手段を選ばないということか」「言葉が出ない。人への尊重というものが分かっていない」などさまざまな批判の聲が上がっている。

一方、中國(guó)のポータルサイト騰訊網(wǎng)にはこの問(wèn)題をめぐって「アイドルグループやエンタメ企業(yè)內(nèi)部のいじめ事件が再び外の世界の討論の焦點(diǎn)になった」との文章が掲載されており、文章の筆者は「ジャケットを掛けたのはメンバーではないか」との聲が出ていることを紹介した上で、「スタッフであれ、メンバーであれ、腳を隠したことが平手打ちをされる理由にはならない」と指摘した。

さらに、今回の騒ぎは決して珍しいケースではないと述べ、「『腳が売り』という口ぶりから、多くのグループがぎりぎりのことをやる背後の動(dòng)因が見(jiàn)て取れる」と主張?！疙n國(guó)では毎年、數(shù)百に上るアイドルグループが誕生するが生き殘れるのは1割か2割程度。その中でトップに上り詰めるのはごくわずかな數(shù)にすぎない」と説明し、人気が一気に爆発するグループを育てることが難しい中、きわどい方法で短時(shí)間のうちに関心を集めようという思惑が企業(yè)側(cè)にあるとの考えを示した。筆者はまた、「こうした方法がメンバーに影響を與えるかどうか、メンバーが受け入れられるかどうかに至っては會(huì)社側(cè)の考慮に入っていない」とも指摘している。（翻訳?編集/野谷）