2020年9月20日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、新型コロナウイルスの感染が拡大して以降、韓國の自殺率が大きく上昇していると報(bào)じた。

記事は、韓國政府のデータとして今年上半期の自殺者が昨年上半期に比べて36％近く増えたほか、うつ病の治療記録を持つ人も59萬5724人で同5．8％増えたことが明らかになったと紹介。自殺者では青春期あるいは20代の女性の狀況が深刻化しており、今年上半期の自殺者數(shù)が1924人と昨年上半期よりも7％以上増えたとし、専門家からはこれらの統(tǒng)計(jì)には自殺未遂の回?cái)?shù)は含まれていないとの指摘も出ていると伝えた。

その上で、ソウル市內(nèi)のメンタルヘルスクリニック関係者が「相談に來る一番多い悩みは、新型コロナウイルスによる不安感。収入が減って日常生活に影響が出始め、仕事に対する不安がますます高まる傾向にある」と語ったことを紹介するとともに、今年4月に新型コロナが韓國社會にまん延して以降、韓國の若い女性の自殺率が17．9％増加したと指摘する専門家もいるとした。

一方で、ソウル大學(xué)教授で教育學(xué)が専門のデビッド?ティッザード氏が「全て新型コロナのせいだとは考えていない。韓國は価値観が非常に単一であり、女性は完ぺきなイメージを求められる。自分の容姿が社會大衆(zhòng)の基準(zhǔn)に屆かないと気力を失うことになる」とし、若い女性の自殺率上昇はかねてより韓國社會に存在する女性の外観に対する過分な要求に新型コロナの影響が加わったものとの見方を示すとともに、SNSの普及もうつ病発癥率を高めることにつながっていると分析したことを伝えている。（翻訳?編集/川尻）