2020年9月22日、環(huán)球時(shí)報(bào)はロイター通信の報(bào)道を引用し、オーストラリアと中國(guó)の地球局の提攜契約について、契約更新はしない方針だと伝えた。

記事は、2011年からスウェーデン宇宙公社のオーストラリア支部は中國(guó)と提攜契約を結(jié)び、オーストラリアの地球局が中國(guó)の宇宙探索プロジェクトのために技術(shù)サポートをしていたが、この契約期間が満了した後は契約更新しないとスウェーデン宇宙公社が発表したと伝えた。

オーストラリアにあるのはヤタラガ地球局で、西オーストラリア州に位置している。記事は「2013年には中國(guó)の有人宇宙船『神舟10號(hào)』の技術(shù)サポートを提供していた」と紹介。しかし、最近の地政學(xué)の影響で中國(guó)市場(chǎng)は複雑となったため、スウェーデン宇宙公社は他の市場(chǎng)に焦點(diǎn)を向けることにし、中國(guó)とは契約更新をしないことにしたという。

記事によると、現(xiàn)在の中國(guó)との契約がいつまでなのかについてスウェーデン宇宙公社は明らかにしておらず、豪政府も中國(guó)政府もロイターの報(bào)道について何の反応も示していない。

記事は、「ロイターの報(bào)道の仕方からすると、この西側(cè)メディアはオーストラリアが米國(guó)を助けて中國(guó)を攻撃していると考えているようだ」と分析。その理由として4點(diǎn)を挙げた。

一つ目は、西オーストラリア州には中國(guó)と提攜している地球局のほかに、米航空宇宙局（NASA）と提攜しているドンガラ地球局もあり、この二つの距離は近いこと。

二つ目は、米中が宇宙探査や衛(wèi)星測(cè)位システムの面で激しい競(jìng)爭(zhēng)を繰り広げていることにロイターが言及していること。

三つ目は、米豪は親密な同盟関係であり宇宙分野でずっと協(xié)力し合っているが、豪中関係は最近後退しているとロイターが指摘していること。

四つ目は、地球局を持つキリバスと中國(guó)が昨年國(guó)交を結(jié)んだことにロイターがあえて言及していることを挙げた。（翻訳?編集/山中）