2020年9月23日、韓國(guó)?朝鮮日?qǐng)?bào)は、文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が國(guó)連総會(huì)の一般討論演説で「終戦宣言を端緒に北朝鮮を再び対話(huà)の場(chǎng)に引き出す」との考えを示したが、米國(guó)の朝鮮半島専門(mén)家から「厳しい叱咤（しった）を受けている」と報(bào)じた。

文大統(tǒng)領(lǐng)は演説で「朝鮮半島の平和は北東アジアの平和を保障し、世界秩序の変化に肯定的に作用する」とし、「その始まりは朝鮮半島の終戦宣言だ」と述べた。その上で「終戦宣言こそが朝鮮半島で非核化と恒久的な平和體制の道を開(kāi)く扉になるだろう」と強(qiáng)調(diào)したという。これについて記事は「非核化に向けた対話(huà)や南北関係が視界ゼロの狀況で『終戦宣言』を持ち出し、平和プロセスの動(dòng)力を再び確保したい意思の表れ」と分析している。

これに対し、米タフツ大學(xué)フレッチャースクールのイ?ソンユン教授は、「真の平和とは、単に緊張がないだけではなく、そこに正義が存在することである」というキング牧師の言葉を引用し、「北朝鮮は不正義そのものだ」として文大統(tǒng)領(lǐng)の構(gòu)想を批判した。記事は「対話(huà)を通じて一時(shí)的に緊張を緩和させるのではなく、核、人権、サイバー問(wèn)題などを包括する根本的な解決策の必要性を訴えたものとみられる」と説明している。

また、対北朝鮮制裁専門(mén)家のジョシュア?スタントン弁護(hù)士は「終戦宣言をしたとして、駐韓米軍を撤収させ、全ての制裁を解除し、非核化をあきらめ、北朝鮮の反人道的犯罪を許し、銀行詐欺をそのまま放置するつもりか」と指摘し、「終戦宣言は絶対に実現(xiàn)しないし、したとしても何も終わらない」と批判したという。

米ワシントンのある消息筋も「2年前もそうだったが、北朝鮮がすべてを閉ざした狀況の中、（文大統(tǒng)領(lǐng)の構(gòu)想は）韓國(guó)政府の希望的観測(cè)（wishful thinking）で終わる可能性が高い」と指摘したという。

今回の米ドナルド?トランプ大統(tǒng)領(lǐng)の一般討論演説では、文大統(tǒng)領(lǐng)とは対照的に北朝鮮への言及はなかったという。

この記事を見(jiàn)た韓國(guó)のネットユーザーからは「これでは世界の笑いものだ」「非核化宣言を先に引き出すべき。非核化のない終戦宣言なんてありえない」「北朝鮮が南北連絡(luò)事務(wù)所を爆破したことはどう考えているのか」「文大統(tǒng)領(lǐng)は1人で夢(mèng)の國(guó)をさまよっている」「文大統(tǒng)領(lǐng)は國(guó)民の安全より自分の名譽(yù)を優(yōu)先している。統(tǒng)一せずに別の國(guó)としてそれぞれが好きなように生きていけばいいのに」などの聲が上がっている。

一方で「米國(guó)から何を言われても韓國(guó)は平和の道を進(jìn)めばいい」「難しくても挑戦することが大切だ」などと反論の聲も寄せられている。（翻訳?編集/堂本）