2014年2月20日、香港のジョン?ウー（呉宇森）監(jiān)督の最新作「THE CROSSING」（中國語タイトル：太平輪）が、上海で撮影を続行中。ガン?アクションやバイオレンス描寫が持ち味のウー監(jiān)督がラブロマンスに挑む意欲作となっている。鳳凰網(wǎng)が伝えた。

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映畫「レッドクリフ」や「男たちの挽歌」で知られ、鮮烈な「バイオレンスの美學(xué)」が持ち味のジョン?ウー監(jiān)督。最新作の「THE CROSSING」は、“中國版タイタニック”を描く物語だ。1949年1月27日、上海から臺(tái)灣に向かっていた大型客船?太平輪號(hào)が、過積載と無燈火の夜間航行が原因で貨物船と衝突。1000人近い乗員?乗客が犠牲になった実話を描く。チャン?ツィイー（章子怡）やホアン?シャオミン（黃暁明）のほか、韓國からソン?ヘギョ、日本から長澤まさみ、金城武ら豪華キャストが出演する。

昨年7月に北京でクランクインしたが、現(xiàn)在は上海でロケが続いている。今月19日のロケ現(xiàn)場(chǎng)には、チャン?ツィイーが暗闇の中をトランクを提げてとぼとぼ歩く姿が。オールド上海のムードたっぷりの巻き髪とロングコートで、太平輪號(hào)に乗り込む前の姿と見られる。

ウー監(jiān)督は、このほど閉幕した第64回ベルリン國際映畫祭でも現(xiàn)地入りし、海外のバイヤーに「THE CROSSING」を強(qiáng)力アピールした。米エンタメ紙のハリウッドレポーターのインタビューに対し、映畫「レッドクリフ」を撮影中に同作の構(gòu)想があったことを語り、「自分はアクション映畫で知られているが、ラブロマンス映畫も作れることを見せたい」と話している。（翻訳?編集/Mathilda）