2020年9月22日、華龍網(wǎng)は、中國によるインドネシアでの高速鉄道建設(shè)が順調(diào)に進(jìn)んでおり、両國のより一層の交流の足掛かりになっているとする記事を掲載した。

記事は、中國が建設(shè)に參加しているインドネシアのジャカルタ-バンドン高速鉄道プロジェクトにおいて先日、3號トンネルが無事貫通したと紹介。トンネルの全長は735メートル、最大深さ60．5メートルで、中國電力建設(shè)集団が複雑な地形や気候による崩落、沈下のリスク解決に大きく寄與したと伝えた。

その上で、同高速鉄道がインドネシアにとって最初の高速鉄道であるとともに、中國にとっても海外で初めて自國の高速鉄道技術(shù)規(guī)格による建設(shè)、管理が行われるプロジェクトであり、両國にとって大きな意味を持っていると説明。また、駐中インドネシア大使が同高速鉄道について以前「両國の協(xié)力の発端にすぎない。われわれは両國がインフラ協(xié)力を港、航空などの領(lǐng)域にまで拡大するとともに、両國企業(yè)にさらに多くの投資のチャンスが生まれることを期待している」と語ったことを紹介している。

また、同高速鉄道の受注は強(qiáng)力なライバルである日本に勝利して得たものであることにも言及。國家予算や政府の擔(dān)保を不要とした點(diǎn)が大きな勝因だったほか、毎年4萬人の雇用問題を解決するといった付帯的な內(nèi)容を含めた総合的な提案も、受注獲得に向けた大きな強(qiáng)みとなったことを説明した。

記事は「高速鉄道が完成すれば、新たな発展のチャンスが生まれ、両國民に幸福がもたらされるはずだ。そしてさらに中國と東南アジア諸國との交流、協(xié)力も推進(jìn)される。今回の中國-インドネシア高速鉄道協(xié)力が、あくまでも素晴らしいきっかけにすぎないことを願っている」と評した。（翻訳?編集/川尻）