ウォン?カーウァイ（王家衛(wèi)）監(jiān)督の人気作品「戀する惑星」の続編とされる最新作「重慶森林2020」が、このほど政府機(jī)関の審査を通過(guò)し、制作に向けて動(dòng)き出すことが分かった。

中國(guó)國(guó)家電影局が23日に公表したリストで明らかになったもの。今年4月、同局に向けて制作申請(qǐng)が行われていたウォン?カーウァイ監(jiān)督の「重慶森林2020」が、無(wú)事に審査を通過(guò)したことが分かった。

作品の概要欄には、「90年代の香港、失戀した警察官223は金髪の女性スナイパーと偶然出會(huì)い、共にした一夜が溫かさをもたらす。同じく失戀した警察官663は、進(jìn)入してきた“夢(mèng)中人”によって生活が変化する」と書かれているほか、2036年の重慶を舞臺(tái)に、若い男女が運(yùn)命の相手を探すという新たなストーリーの概略も記されている。

この概要から、1994年公開の「戀する惑星」のストーリーをベースにした続編になることが明らかに。過(guò)去にトニー?レオン（梁朝偉）、金城武、フェイ?ウォン（王菲）らが出演してアジア中で人気となり、香港映畫ブームのきっかけの1つともなった作品だけに、最新作には早くも期待の聲が上がっている。

なお、ウォン?カーウァイ（王家衛(wèi)）監(jiān)督は現(xiàn)在、俳優(yōu)フー?ゴー（胡歌）を主演に起用した映畫「繁花」を撮影中。制作に長(zhǎng)い時(shí)間をかけることで有名なウォン?カーウァイ監(jiān)督だが、前作の「グランド?マスター」は撮影だけで5年を費(fèi)やしただけに、「重慶森林2020」が観られるまでに何年かかるのかも、ネットユーザーの間では話題となっている。（Mathilda）