2020年9月27日、韓國日報(bào)によると、ドイツ?ベルリンの中心地でミッテ區(qū)のビルケン通りとブレーマー通りが交差する地點(diǎn)に元慰安婦を象徴する「平和の少女像」が設(shè)置された。ドイツの公共の場所に設(shè)置されるのは初めてのことという。

記事によると、この少女像はコリア協(xié)議會と日本軍慰安婦問題対策協(xié)議會により25日（現(xiàn)地時(shí)間）に設(shè)置された。コリア協(xié)議會は1990年に発足し、ドイツ語圏を中心に韓國の歴史と文化に対する認(rèn)識を深めるための活動をしている。

ドイツに少女像が設(shè)置されるのは、南部ヴィーゼントの私有地であるネパール?ヒマラヤパビリオン公園（17年）、フランクフルトの韓人教會（19年）に続いて3カ所目となる。これまでは一般人がアクセスしにくい場所にあったが、今回の少女像は地下鉄駅の近くで流動人口が多く、日本大使館からも直線距離で2．8メートルしか離れていない場所だという。

コリア協(xié)議會は「少女像設(shè)置計(jì)畫案は今年初めからベルリンの都市空間文會委員會など関係當(dāng)局の複雑な審査を経て7月に最終許可を得た」とし、「協(xié)議會は慰安婦問題と女性への性暴力をテーマにした展示館を運(yùn)営してきた上、市の審査中も地域住民の支持を得るための説得を行った」と説明したという。

慰安婦像の除幕式は28日に現(xiàn)地の政治家學(xué)者、市民団體が參加して行われる。韓國人元慰安婦からの映像メッセージも上映される予定という。

コリア協(xié)議會は今後、近隣高校の生徒らを?qū)澫螭?、舊日本軍慰安婦問題など世界の戦爭の女性被害に関する教育も行っていく方針だという。

これに韓國のネットユーザーからは「大きな勝利だ」「ドイツにいても祖國を思ってくれている。とても頼もしい」「これを機(jī)に正しい歴史が広まってほしい」「平和のための慰安婦運(yùn)動はこれからも続けるべき」など喜ぶ聲が上がっている。

また「ドイツは過去の歴史を心から反省している。自國とは関係ないけど少女像の設(shè)置を許可することで自國の過ちを國民に再度気付かせている。一方の日本は全く反省せず、少女像の設(shè)置を阻止して過去を必死に隠そうとしている。でも真実は絶対に隠せない。だからドイツの未來は明るいが、日本の未來は真っ暗だ」と日本とドイツの歴史に対する姿勢の違いを指摘する聲もある。

一方で「韓國內(nèi)ならともかく、外國にいくつも設(shè)置する必要があるのか」「少女像は國民が好き勝手に使用できない著作権のある銅像。全部お金のためだ」「実態(tài)を知ってから少女像が嫌になった。尹美香（ユン?ミヒャン、韓國の元慰安婦支援団體『正義記憶連帯』前理事長で寄付金流用などの罪で在宅起訴された）議員は少女像を一つ設(shè)置するたびに寄付金をくすねて像の制作者と分け合っていた」など像の設(shè)置に否定的な聲も上がっている。（翻訳?編集/堂本）