2013年2月23日、新華社によると、中國気象局と環(huán)境保護(hù)部は21日、共同で北京市?天津市?河北省の重度汚染予報(bào)を発表した。21日から23日にかけ、これらの地域では持続的な重度汚染の天気となり、汚染は27日まで続くとみられている。

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これを受け、同地域の主要都市は汚染の程度に合わせ、相次いで黃色?オレンジ色警報(bào)を発表、ラジオ?テレビ?インターネット?新聞?雑誌および攜帯のショートメッセージなどを通じて情報(bào)を伝え、緊急時(shí)の対応策に従い防護(hù)措置を講じるよう呼びかけている。

北京市は20日、大気汚染黃色警報(bào)（重度汚染）を初めて発令し、21日12時(shí)には黃色からオレンジ色に警報(bào)を引き上げた。これを受け、全市の工業(yè)部門は「大気重度汚染工業(yè)サブマニュアル」を始動、強(qiáng)聯(lián)水泥有限公司、北京化工第四工場など36社が生産を停止したほか、燕山石化有限公司、燕京［口卑］酒股フェン有限公司など75社が減産措置を講じ、汚染物質(zhì)の排出を最大限抑えた。

オレンジ色警報(bào)が発令された場合、▽工事現(xiàn)場で土木工事や解體工事が停止となる▽がれきや砂、石などホコリが立ちやすい物を輸送する車両の運(yùn)行が停止となる――といった緊急措置が講じられる。

▽大気汚染が突然深刻化したのはなぜ？

中央気象臺の首席予報(bào)官である馬學(xué)款氏は「北京?天津?河北地域の霧?煙霧が突然深刻化した原因として、まず、ここ數(shù)日寒気の勢力が弱まり、地上近くの風(fēng)力が弱くなり、大気層が安定したことが挙げられる。これにより大気中の汚染物質(zhì)が拡散しにくく、蓄積しやすくなった。次に、地面からの蒸発に加え、弱い南東の風(fēng)により水蒸気が運(yùn)ばれたことにより、大気中の濕度が上がったことで、可視度が急激に下がり、霧?煙霧発生の重要な原因となった。さらに、特殊な地形?大気環(huán)境も原因の1つだ。同地域は西を太行山脈、北を燕山山脈に囲まれ、閉塞的な地形と言える。穏やかな天候で、かつ地上近くに弱い南?南東の風(fēng)が吹くといった、特定の條件においては、この地域の汚染物質(zhì)や外地から流入した汚染物質(zhì)が山の前に蓄積しやすい。このため、山沿いや山の前にある地域では大気汚染が最も深刻化している」と語った。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/SN?編集/武藤）