地下鉄の給電とエネルギー消費(fèi)を減らすにはどうするべきだろうか。地下鉄乗車時(shí)に急に停電したらどうするか。このほど北京交通大學(xué)への取材によると、同大學(xué)の科學(xué)研究者が獨(dú)自に開(kāi)発した地上型スーパーコンデンサ?バッテリー混合蓄エネ裝置が、北京地下鉄八通線梨園駅で実証実験を行っている。この裝置は列車の制動(dòng)エネルギーを回収?利用できるだけでなく、給電システムに急に故障が生じた際に蓄エネ裝置を利用し、列車を地下鉄駅まで緊急けん引することができる?？萍既?qǐng)?bào)が伝えた。

同プロジェクトは北京交通大學(xué)の楊中平＆林飛実験室が擔(dān)當(dāng)する、國(guó)家第13次五カ年計(jì)畫(huà)重點(diǎn)研究開(kāi)発計(jì)畫(huà)「鉄道交通システムのエネルギー消費(fèi)の過(guò)程におけるデカップリングとエネルギー効率向上のキーテクノロジー」のサブ課題で、このほど専門家チームの検収に合格している。専門家は「同プロジェクトは都市鉄道交通車両の運(yùn)行と給電システムの総合シミュレーションプラットフォームを構(gòu)築した。スーパーコンデンサ?チタン酸リチウム電池混合蓄エネ裝置を開(kāi)発し、第3者の評(píng)価に合格し、平均省エネ率は15％以上に上る」という評(píng)価?審査意見(jiàn)を出した。

鉄道交通スーパーコンデンサ蓄エネ及び再生制動(dòng)エネルギーの吸収?利用の研究に取り組んできた実験室の責(zé)任者である楊中平（ヤン?ジョンピン）教授は、2016年にチームを率い、中國(guó)初の200kW及び1MWの地上スーパーコンデンサ蓄エネシステムを研究開(kāi)発し、北京地下鉄八通線での運(yùn)行に成功した。同蓄エネ裝置は現(xiàn)在すでに青島市や広州市などの複數(shù)の地下鉄で使用されている。楊氏によると、中國(guó)の鉄道交通の営業(yè)距離の急増に伴い、都市鉄道交通システムの電力消費(fèi)量も年々増加し、昨年には全國(guó)の電力消費(fèi)量全體の3‰を占めた。今回実証実験に合格した混合蓄エネ裝置は2016年の科學(xué)研究成果と比べると、平均で1日あたり150kWh多く節(jié)電できる。平日の1日の節(jié)電量は1500kWhで、省エネ率は13％。土日の1日の節(jié)電量は約900kWhで、省エネ率は17％以上。1kWhの節(jié)電でCO2排出量が977グラム減るとして計(jì)算すると、同裝置の平日のCO2排出削減量は1日當(dāng)たり1．46トン、土日は1日當(dāng)たり0．88トンになる。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?編集/YF）