2020年10月1日、韓國?聯(lián)合ニュースによると、韓國軍當(dāng)局は同日、韓國人男性が黃海で北朝鮮に射殺された事件をめぐり、軍が収集したSI（Special Intelligence）諜報(bào)が無差別に公開されたことについて「當(dāng)惑している」と明らかにした。

SIは無線交信傍受などから収集された機(jī)密情報(bào)のことで、北朝鮮の挑発の兆候などを事前に把握する重要な手掛かりとなる。

記事によると、同事件をめぐり、銃撃前後の北朝鮮軍內(nèi)の通信內(nèi)容が韓國政界から事実確認(rèn)なく流出している。國會(huì)國防委員會(huì)の野黨はもちろん、與黨議員も加わり、先を競うように情報(bào)が公開されているという。國防委員會(huì)や情報(bào)委員會(huì)関係者の話を引用し「先月22日午後9時(shí)に北朝鮮海軍司令部が現(xiàn)場にいる北朝鮮軍大尉級(jí)艇長に『射殺せよ』と命じ、これに対し艇長が『もう一度聞きます。射殺せよと？本當(dāng)ですか？』と聞き返していたとの內(nèi)容の他、「北朝鮮軍は韓國人男性をロープで引っ張っていった」「小銃を意味する三桁の數(shù)字が含まれている」などの內(nèi)容もあったという。

これについて韓國國防部は「軍の敏感な諜報(bào)事項(xiàng)を任意に加工したり、無分別に公開することは韓國軍の任務(wù)遂行に大きな支障をもたらす上、安全保障にも役に立たない」と強(qiáng)調(diào)した。

軍や國防情報(bào)本部関係者も「現(xiàn)在、政界やメディアから流出している諜報(bào)事項(xiàng)が正しいかどうかは別として、こうした行為が続けば任務(wù)遂行に大きな支障を來す」「SIとの用語が全國民が知る普通名詞になってしまい殘念だ」「SI諜報(bào)事項(xiàng)を流出させることは、韓國の行動(dòng)を北朝鮮に全て教えているも同然。今後、韓國軍が収集すべき重要な事項(xiàng)を逃す可能性もある」などと懸念を示している。また「ISが流出すれば北朝鮮は通信周波數(shù)を変更したり、當(dāng)該周波數(shù)を使用しなくなるが、北朝鮮が使用する新たな周波數(shù)を見つけるのには數(shù)カ月かかるときもある」と警告しているという。

これに韓國のネットユーザーからは「軍事機(jī)密がだだ漏れ」「休戦中は情報(bào)力が大事なのに、一瞬にして情報(bào)資産が吹き飛んだ」「金正恩（キム?ジョンウン委員長）にさぞ感謝されていることだろう」「軍の命は秘密維持なのに。政治家は本當(dāng)にこの國を心配しているの？」「野黨議員は文政権の無能さを広めるために國民を危険にさらした」「保安事項(xiàng)を公開したら反逆罪で処罰するべき」など怒りの聲が続出している。

一方で「諜報(bào)公開はよくないけど、大統(tǒng)領(lǐng)府が國民にうそをつくからこういうことが起きる。軍の発表を無視して北朝鮮を擁護(hù)するから、事実を流出させるしかない」「諜報(bào)も大事だけど、1人の國民の命はもっと大事」などの聲も見られた。（翻訳?編集/堂本）