小島康譽(yù) 2020年10月3日(土) 18時40分
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あらゆる活動の最初に計畫があり、その一部として相手側(cè)合意をどう得るかを計畫する必要がある。寫真は日中共同ニヤ遺跡學(xué)術(shù)調(diào)査計畫書〈1993年版?部分〉。
昨今の新疆?香港問題?米中対立激化などもあり、日本はアメリカと中國の間で、難しいかじ取りが求められている。一庶民にすぎない筆者へもお叱りのコメントもいただく。その中國新疆で國際協(xié)力実踐の際に、心がけてきた実踐10カ條を拙いながら紹介中。
その6は計畫。長期?中期?短期計畫を作成し臨んだ。計畫づくりには情報入手が必須。BBC?CNN?Newsweek日本版?人民網(wǎng)日本語版?環(huán)球時報?新疆日報網(wǎng)などを常時チエックし幅広い情報入手に努めている。日本の各メディア同様、それぞれ「特色」がある。
あらゆる活動の最初に計畫があり、その一部として相手側(cè)合意をどう得るかを計畫する必要がある。相手との合意が必要であるといった基本中の基本を理解しない人たちも少なくない。研究者やメディアなどが許可も得ず、調(diào)査研究や撮影している例を度々見聞きする。あるいは樓蘭やニヤ?ダンダンウイリク遺跡などへ?zé)o許可侵入する研究者や観光客もいる。
この「実踐談」21に記した違法測量で拘束された國立大學(xué)?國立研究所の教授らの「相手側(cè)中國人が許可を取っていると思っていた」との釈明が報道されている?!杆激盲皮い俊工扦涎预ぴUにすぎず、當(dāng)人のみならず所屬機(jī)関そして日本の評判を落とすことになる。厳しい対日感情が殘る中國では、個人活動も「日本」に結(jié)び付けられることもある。また研究成果や撮影資料を持ち出すだけの一方的行為では、20世紀(jì)初頭の文化財持ち出しと大差ない。
國際活動では契約を交わし、先方機(jī)関の許可を取得し、その確認(rèn)が必須條件である。相手方研究者が許可証を取得したならば確認(rèn)しコピーを保存すべきである。筆者ら日中雙方はそれぞれの主権?法規(guī)?文化を相互尊重した。これまでに紹介したキジル千仏洞修復(fù)保存?日中共同ニヤ&ダンダンウイリク遺跡學(xué)術(shù)調(diào)査や奨學(xué)金など全ての活動で文書による正式許可を取得し覚書や協(xié)議書を交わし実施してきた。計畫に契約もふくんだ結(jié)果である。
國家文物局の発掘許可書を取得した外國人は稀といわれている。調(diào)印などの寫真も殘した。レコチャ「一帯一路実踐談」に毎回3點(diǎn)の寫真を掲載できるのは、そのおかげである。蛇足ながら掲載寫真の殆どは筆者撮影であるが、一部は新疆政府?新疆日報記者?日中調(diào)査隊員?友人らの撮影である。その撮影者名は紙幅の都合で略したことを記し感謝としたい。
付記:毎年9月に贈呈してきた「新疆大學(xué)奨學(xué)金」「新疆文化文物優(yōu)秀賞」「シルクロード児童育英金」は、コロナ禍で活動もままならず、來年に延期で新疆側(cè)と合意した?!弗偿恁式o付金10萬と持続化給付金200萬円もらった。國の親が驚いている」と新疆からの中國人。
■筆者プロフィール:小島康譽(yù)
浄土宗僧侶?佛教大學(xué)內(nèi)ニヤ遺跡學(xué)術(shù)研究機(jī)構(gòu)代表?新疆ウイグル自治區(qū)政府文化顧問。1982年から新疆を150回以上訪問し、多民族諸氏と各種國際協(xié)力を?qū)g施中の日中理解実踐家。 ブログ「國獻(xiàn)男子ほんわか日記」 <新疆は良いところ>小島康譽(yù) 挨拶―<新疆是個好地方> 書籍はこちら(amazon) 小島康譽(yù)氏コラム
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