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25日、歌曲「時間はどこへ行ったの?」は、罪を犯して3年以上も逃亡生活を続けていた周某灼(ジョウ?モウジュオ)容疑者の心に深く突き刺さった。心を揺さぶられ涙した彼は、九江派出所に出頭した。寫真は中國の同報道。
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2014年2月25日、「時間はどこへ行ったの?あなたのことをまだよく見ていないのに、老眼になってしまった。日常生活に埋もれて半生が過ぎ、あっという間に顔じゅう皺だらけ」。午年春晩(日本の紅白歌合戦にあたる、中國舊正月大晦日の特別番組)で歌われたこの歌曲「時間はどこへ行ったの?」は、視聴者を感動の渦に巻き込んだだけではなかった。この歌は、罪を犯して3年以上も逃亡生活を続けていた周某灼(ジョウ?モウジュオ)容疑者の心にも深く突き刺さった。心を揺さぶられ涙した彼は、九江派出所に出頭した。荊楚網(wǎng)が報じた。
【その他の寫真】
2010年7月22日、18歳になったばかりの周容疑者は、仲間3人にそそのかされ、彼らとともに女性2名を襲い、攜帯電話と100元(約1700円)足らずの現(xiàn)金を強奪した。事件発生後、仲間3人は次々と警察に逮捕されたが、周容疑者は逃げ続け、広西チワン族自治區(qū)?湖南省などの地を転々とした。
今年1月30日夜、逃亡先にいた周容疑者は、そこに居合わせた人達と一緒に、午年春晩をテレビで見ていた。番組が「時間はどこへ行ったの?」の歌曲まで進んだ時、舞臺の後ろの大畫面には、「30年間撮り続けた親子のツーショット寫真」が1枚ずつ次々と映し出された。それを見た周容疑者は、それらの寫真と自分の両親が重なり合った。一人っ子で両親に大事に育てられた彼の眼から、涙がほろほろと溢れ出た。そして彼は、出頭し逃亡生活にピリオドを打つ決心をした。
2月17日晝ごろ、22歳になった周容疑者は九江派出所に出頭した。彼は、一瞬の出來心から及んだ犯行によって、大きな代価を払うことになってしまったと深く感じ入った。3年あまりの間、本名を隠し、家族との連絡(luò)を斷った。警察の手を逃れるために、身分証の提示を求められない働き口を探し、最も「きつく、苦しく、給料の安い」仕事で生計を立てた。また、逃亡犯であることが発覚しないように、一カ所に長く住むことを避けた。
▼周容疑者は出頭後、次のように語った。
両親は還暦を過ぎた。父は身體に障害があるため、母が臨時雇いの仕事で生活費を稼いでいる。逃げ回っていた數(shù)年間、両親の面倒を見ることはおろか、毎日毎日自分の犯した罪のためビクビクしながら暮らしていた。祝祭日が來るたびに、実家の両親のことを思い出したが、家に戻る勇気はなかった。心の中は張り裂けんばかりだった。
今ようやく、心の底からホッとしている。味わいながら食事をとることができ、ぐっすり眠れる。もはや各地を転々として逃げ回る必要もない。
これから、自分の犯した過ちを刑務(wù)所で十分に反省したい。いつか社會に復帰できたら、身を正して生きて行きたい。(提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KM?編集/武藤)
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