2020年10月5日に発表が始まる今年のノーベル賞をめぐり、韓國?ファイナンシャルニュースが「今年のノーベル賞は日韓対決だ」と報じネット上で注目を集めている。

記事は「今年はこれまでで最も韓國人のノーベル賞受賞の可能性が高い」としている。今年はソウル大學(xué)科學(xué)生物工學(xué)部碩座教授であり基礎(chǔ)科學(xué)研究院（IBS）ナノ粒子研究団のヒョン?テクファン団長が化學(xué)賞の有力候補に選ばれている。ヒョン団長は米マサチューセッツ工科大學(xué)（MIT）の教授、米ペンシルベニア大學(xué)の教授と共に、物理學(xué)、生物學(xué)、醫(yī)學(xué)システムなど広範囲の応用分野に使用できるナノ結(jié)晶合成研究を行ったという。

一方、記事は「醫(yī)學(xué)生理學(xué)賞では、がんワクチン共同研究者の中村祐輔?東京大名譽教授が有力候補として挙げられている」と伝えている。

この報道に、韓國のネットユーザーからは「ノーベル賞まで日韓戦にするのか。それに、もし今年韓國が化學(xué)賞を受賞したとして、勝ったと言えるだろうか？日本はこれまでに30人近くが受賞、韓國は平和賞1つだけなのに」「日韓ではレベルが違う過ぎるのに日韓戦だなんて。恥ずかしいことを言わないで」「ノーベル賞は日本が圧倒している。これは反日とは別に認めなければならない部分」「日ごろから研究分野に十分な支援をしていない韓國でノーベル賞なんて夢のまた夢だよ」など、疑問を呈する聲が続出している。

その他、「終戦宣言にこだわる文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)が平和賞をとるのでは？」「今年の平和賞はBTSにあげてほしい」などの聲も見られた。

今年のノーベル賞の発表は10月5日から12日まで。5日の醫(yī)學(xué)生理學(xué)賞を皮切りに、6日に物理學(xué)賞、7日に化學(xué)賞、8日に文學(xué)賞、9日に平和賞、12日に経済學(xué)賞が発表される。また、毎年スウェーデンのストックホルムで行われている授賞式は、今年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、オンラインで行われる予定だ。（翻訳?編集/堂本）