ノーベル賞の賞金、なぜ120年近くたっても盡きないのか―中國メディア

Record China    2020年10月6日(火) 13時40分

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5日、新京報は、ノーベル賞受賞者に送られる賞金の資金源が設(shè)立から120年近くたっても枯渇しない理由について解説した。寫真はストックホルム市庁舎。

2020年10月5日、新京報は、ノーベル賞受賞者に送られる賞金の資金源が設(shè)立から120年近くたっても枯渇しない理由について解説した。

記事は、今年のノーベル賞受賞者に授與される賞金が、昨年より100萬クローナ多い1000萬クローナ(約1億2000萬円)となったことを紹介。賞金の資金源であるアルフレッド?ノーベルは當(dāng)初およそ3100萬クローナしかなく、1901年の最初の受賞者に授與された賞金は15萬クローナに過ぎなかったした。

その上で、「実は、ノーベルは遺書の中で3100萬クローナを直接賞金とせよとは記しておらず、財団の資金として資産運用し、毎年の収益の9割を賞のために用いるよう指示していた」と説明。當(dāng)初はリスク回避のために銀行預(yù)金や公債によって堅実な資産運用を進めたものの、インフレによって資産価値が大きく減少、50年代に入ると株式や不動産への投資を行うようになり、以後は資金が急速に増えていき、現(xiàn)在のノーベル財団の保有資産は49億クローナを超えたとしている。

また、投資による資産の増減とともに賞金が変動するほか、「1人の教授が20年間給料なしでも研究を続けられることを保証する」という賞金の基準(zhǔn)があるとも紹介した。

このことについて、中國のネットユーザーからは「巨額のお金が手に入ると利息で生きていけるという『利息年金』と同じ仕組みだな」「お金はお金を容易に呼ぶけれど、人がお金を集めるのは難しいとはよく言ったもんだ」などといったコメントが寄せられている。(翻訳?編集/川尻

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