2020年10月6日、環(huán)球網(wǎng)は、中國(guó)から生産ラインを本國(guó)に移転しようと考えている韓國(guó)企業(yè)が非常に少ないと報(bào)じた。

記事は、韓國(guó)の産業(yè)経済?貿(mào)易研究所の調(diào)査結(jié)果として、同國(guó)で企業(yè)の海外生産を阻止することに関係した法案が出された2013年以降で、一部の経営拠點(diǎn)を中國(guó)から國(guó)內(nèi)に移転した韓國(guó)企業(yè)はわずか80社にとどまっていることが明らかになったと紹介。また、今年は韓國(guó)政府が國(guó)內(nèi)移転補(bǔ)助金の対象範(fàn)囲をサービス業(yè)、IT業(yè)にまで拡大したにもかかわらず、その吸引力はなおも限定的であると伝えた。

そして、韓國(guó)中小企業(yè)連合會(huì)の研究員が「韓國(guó)國(guó)內(nèi)での生産は、人件費(fèi)や環(huán)境保護(hù)法規(guī)を含めてハードルが高い」と述べ、6月に実施した調(diào)査では中國(guó)にある韓國(guó)企業(yè)のうち7割が、ベトナムにある韓國(guó)企業(yè)の9割が自國(guó)への回帰を考えていないとの結(jié)果が出たことを紹介したとしている。

その上で、國(guó)際労働機(jī)関のデータによれば、2019年の韓國(guó)國(guó)內(nèi)工場(chǎng)における1人當(dāng)たりの平均月収は、18年のベトナムにおける工場(chǎng)労働者の平均月収の13倍、16年の中國(guó)の4倍であったと伝え、韓國(guó)國(guó)內(nèi)の人件費(fèi)が中國(guó)やベトナムに比べて非常に高いことを伝えた。

記事はさらに、中國(guó)が韓國(guó)にとって重要な貿(mào)易黒字の源泉となっており、中國(guó)商務(wù)部のデータとして19年の中韓貿(mào)易総額2845億4000萬(wàn)米ドル（約30兆円）のうち、韓國(guó)の対中貿(mào)易黒字が600億ドル（約6兆3600億円）以上に上ったことを紹介。同年の韓國(guó)からの対中投資項(xiàng)目も18年に比べて12％多い2108項(xiàng)目、実際に中國(guó)で用いられた韓國(guó)からの投資額は55億4000萬(wàn)ドル（約5870億円）で対前年比で18．7％増えたとしている。（翻訳?編集/川尻）